中國のザリガニ洗濯機(jī)、5分間で200匹を洗う

【中日対訳】

人民網(wǎng)日本語版　2015年05月07日13:48

日本のテレビ局が中國で撮影したザリガニ洗濯機(jī)が、日本のSNSで話題沸騰中だ。この洗濯機(jī)は5分間で約200匹のザリガニを洗えるという。一般人が10年をかけて開発したもので、値段は2萬元（1元は約19.3円）以上。多くの日本人は中國人の知恵に驚き、これを「ザリガニ洗濯機(jī)」と呼んでいる。北京青年報が伝えた。

ネットで調(diào)査した結(jié)果、揚(yáng)州大學(xué)ザリガニ養(yǎng)殖実験基地で數(shù)年前に、超音波ザリガニ洗濯機(jī)が開発されていた。同基地の研究者によると、ザリガニの最も洗いにくい部分はエラで、細(xì)菌を最も多く含むという。超音波洗浄により、ザリガニが刺激を受けエラが開き、水が中に入るようになる。中の細(xì)菌も、容易に洗浄できる。

民間版「ザリガニ洗濯機(jī)」の他に、中國家電メーカーはこれまでじゃがいも洗濯機(jī)やさつまいも洗濯機(jī)などを開発している。これらの革新的な家電は、現(xiàn)在も多くの農(nóng)村で販売?使用されている。ハイアールは1998年にさつまいも洗濯機(jī)を発売していた。研究者は、一部の農(nóng)村では農(nóng)民が手間を省くため、さつまいもを洗濯機(jī)に入れて洗っていることに気づいた。しかしさつまいもに付著した土は、洗濯機(jī)の排水つまりを起こしやすい。そこで研究者は太い排水管などの設(shè)計(jì)の改良により、さつまいも用の洗濯機(jī)を開発した。この洗濯機(jī)は1998年4月に1萬臺生産された。當(dāng)時の型番はXPB40-DS、価格は848元。ハイアールは現(xiàn)在も同製品を販売しており、多くの農(nóng)村で好評を博している。（編集YF）