▽化粧品を買うのは誰?
天貓國際のデータをみると、化粧品がさまざまな販売品目の中で上位3位をキープし、約4分の1を占めている。年代別にみると、若い層ほど「美を追求」し、大學生の人気商品10品目では、2位の粉ミルク以外はすべて化粧品で、マスク、乳液、口紅、BBクリームなどが並ぶ。
▽どこで買う?
360マーケティング研究院がまとめたデータをみると、海外通販で化粧品を買う時、購入先で真っ先に選ばれるのは韓國で、検索件數(shù)では韓國が64%を占めた。日本と香港地區(qū)がこれに続く、15年末に韓國関稅庁が発表したデータをみると、ショッピングイベント「ダブル11」(11月11日)の期間に天貓商城を通じて韓國から中國に輸出された化粧品は737萬ドル(約7億9338萬円)に上り、中國人消費者が韓國から海外通販で購入する商品のうち化粧品の占める割合が80%を超えた。
▽海外通販に新稅制度実施 免稅ではなくなるが「手切族」は健在?
4月8日から、中國では越境ECの小売輸入商品に対する新しい稅制度がスタートした。これまでは個人持込?郵送稅法式で課稅されていたのが、貨物ごとに関稅、輸入通関時の付加価値稅、消費稅を納めるようになった。海外通販族が関心を寄せるのは、稅制度が変わってどんな影響が生じるかだ。
業(yè)界関係者の話によると、「多くの小規(guī)模越境ECプラットフォームが急速な発展拡大を遂げたそのやり方は、海外の工場から大量に物品を買い付け、中國國內の保稅區(qū)にある倉庫にストックするというものだった。貨物が國內の保稅區(qū)の倉庫に到著した時には、関稅を支払わず、保稅區(qū)を離れる時には、小分けにして郵送するなど『アリの引っ越し』のような方法で、直接買い手に送り屆け、個人持込?郵送稅を納めるだけで一般貨物の関稅は納めていなかった。一つ一つの小包は小さく、関稅を納める必要があるものはほとんどなかった」という。事実上の免稅措置のようなものだ。
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