雨上がりの滝や、石の上に生える竹、山あいに建つ家、これら文人畫のいずれもが中國(guó)の伝統(tǒng)的な味わいを感じさせるばかりでなく、詩(shī)句が添えられている作品もある。そしてこれらの作品全ては日本人畫家によるものだ。このほど「墨韻東渡--十八、十九世紀(jì)の日本名畫展」と題した畫展が武漢大學(xué)の萬(wàn)林蕓術(shù)博物館で開幕した。江戸時(shí)代の名畫146點(diǎn)が展示され、約300年前に海のシルクロードを経て日本に伝わった中國(guó)畫の歴史を明らかにしている。湖北日?qǐng)?bào)が伝えた。
今回の畫展は武漢大學(xué)萬(wàn)林蕓術(shù)博物館と香港博大東方蕓術(shù)館が共催している。今回展示されている文人畫のテーマは多岐に及び、山水、花鳥、人物等を含むほか、中國(guó)畫の技法やスタイルを吸収、応用した上で、日本の民族的精神と審美眼を融合させて、獨(dú)特な絵畫スタイルを形成している。
中日の美術(shù)交流史において、中國(guó)美術(shù)は唐代の絵畫、南宋時(shí)代の水墨畫、清代の文人畫と3回にわたって日本に大きな影響を及ぼしている。清代に日本に伝えられた明代と清代の絵畫は、當(dāng)時(shí)の日本人に中國(guó)の文人畫として大変好まれ、模寫と學(xué)習(xí)を経て、日本の文人畫派が生まれていった。日本の畫家たちは中國(guó)の格式に則って模寫し、描く題材も非常に中國(guó)的だ。山水や歴史上の人物や故事、花鳥などを描き、さらに絵には題を書き入れたり、他の人に依頼して、中國(guó)の詩(shī)歌を書き入れたりしている。
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