習(xí)近平國家主席は重要なセルビア訪問を滯りなく終えた。3日間の訪問で、中國とセルビアの協(xié)力は実り豊かな成果を得た。両國関係を包括的?戦略的パートナーシップへと格上げし、20件余りの協(xié)力合意にいたった。中國―中?東歐諸國協(xié)力および「一帯一路」（1ベルト、1ロード）建設(shè)における両國関係の重要な位置づけと発展の方向性も一層明確になり、「友人＋パートナー」という両國関係の強(qiáng)固な基礎(chǔ)と遠(yuǎn)大な將來性が存分に示された。（文：崔洪建?中國國際問題研究院歐洲研究所所長。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載）

世界と地域の情勢が激変する今日にあって、中國とセルビアは共に獨(dú)立自主の外交政策を遂行するとともに、政治的共通認(rèn)識を積極的に形成し、強(qiáng)化しており、古くからの友人であると同時に新たなパートナーでもある。

戦亂と地域情勢の激変を経験して、セルビアは現(xiàn)在自らの國情と地域情勢に合った発展の道を模索している。國家統(tǒng)一維持の現(xiàn)実的懸念があると同時に、地域統(tǒng)合に參加し、グローバル化に身を投じて一層の協(xié)力のチャンスを勝ち取るという長期的目標(biāo)もある。かつて覇権に虐げられたという似た歴史から、中國?セルビア両國は國際関係の民主化と公平で正義の國際秩序を積極的に追求している。発展上の多くの懸念における相似性も、雙方が國家主権や地域情勢の問題で互いに呼応し、支持し合うことを決定づけている。

セルビアは2009年に中國にとって中?東歐地域で初の戦略的パートナーとなり、今回また初の包括的?戦略的パートナーとなった。これは両國の政治関係がすでに成熟安定期に入り、経済?貿(mào)易協(xié)力面でも勢いよく発展する時期を迎えることを意味しており、共に努力して、國と地域の発展および國際情勢の安定に新たな貢獻(xiàn)を果たすことを物語っている。