「善に従うは登るが如く、悪に従うは崩るるが如し」というように、食品の安全性に基づいたブランドに対する信頼の構(gòu)築はたやすいことではなく、信頼は崩れる時(shí)は一夜にして崩れる。今回の汚染シーフードは輸入によるものだが、食品の安全性に対する懸念をかき立てている。數(shù)年前には、中國産食品の安全性への信頼が粉ミルク問題のためにどん底に落ち、國産粉ミルクは今、「過ちを改めて生まれ変わろうとして」おり、世界で初めてグローバル食品安全基準(zhǔn)(BRC)のAプラス認(rèn)証を取得したブランドのメーカーもあるが、消費(fèi)者に「絶対信じない」から「無條件で信じる」に変えることは、引き続き長い道のりだ。
今年上半期には、密輸摘発のための共同特定プロジェクト「國門利剣2016」で真っ先にターゲットになったのは農(nóng)産品の密輸だった。だが突撃方式の漁では、網(wǎng)から漏れる魚が必ずあり、法治の網(wǎng)を張りめぐらし、緻密に織り上げ、違法行為のコストが高くつくようにしなければ、違法行為に対する抑止力を向上させ、食品の安全性の保証効率を高めることはできない。欲に駆られた者があらゆる計(jì)略で「良心」をうち破ろうとする時(shí)、社會全體が有害な行為を法治システムによって囲い込まなければ、子供や孫の世代に安全な食べ物を與えることができなくなる。今年の食品の安全性宣伝週間のテーマは、「徳を尊び法を守り、食品の安全性をともに実現(xiàn)しともに享受する」で、法的手段によって管理が適切に行われなければ、安全な食品を生産し、安全な食品を口にすることはできない。管理が適切に行われるためには、現(xiàn)在の「農(nóng)業(yè)部門が生産段階に責(zé)任を負(fù)い、食品薬品監(jiān)督部門が販売段階に責(zé)任を負(fù)い、畑から市場までがつながらない、監(jiān)督管理部門が連攜しない狀況」を改善しなければならない。
さらに注意すべき點(diǎn)は、このたびのシーフード密輸は輸入型の食品の安全性リスクだが、國際化が進(jìn)む中で食品の安全性を考える場合には、これまでのように國內(nèi)に目を向けるだけではだめで、國の門をよりしっかりと守る必要があるということを如実に物語っているという點(diǎn)だ。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年8月26日
このウェブサイトの著作権は人民日報(bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn