中國では現(xiàn)在、両親や家族、親戚から離れ、借家で一人暮らしをする若者が「空の巣青年」と呼ばれ、社會で話題となっている。彼らの多くは、一人で故郷を離れて、別の地域で働き、家族や友人ともあまり連絡(luò)を取らず、孤軍奮闘している。しかし、「空の巣青年」は、多くの人が人生の中で通る道で、それを悲劇のように大げさに扱う必要はないとの聲もある。中國青年報が報じた。
中國青年報社社會調(diào)査センターがこのほど、問巻網(wǎng)を通して、2000人を?qū)澫螭藢g施した調(diào)査では、回答者の64.3%が自分の周囲には「空の巣青年」が「多い」と答え、「非常に多い」、「わりと多い」の割合がそれぞれ14.5%と49.8%だった。一方、7.9%が「少ない」、26.7%が「普通」と答えた。
「空の巣青年」はどのような問題に直面しているのだろう?調(diào)査によると、最大の問題は、「心の拠り所に欠ける」(57.9%)、「居住條件が悪い」(57.8%)だった。その他、「生活が苦しい」(49.5%)、「交友関係がせまい」(48.1%)、「受けられる世話や関心が少ない」(41.9%)、「仕事と休息のバランスが悪い」(39.6%)、「娯楽が少ない」(33.2%)、「出世の道が阻まれる」(12.9%)などの問題にも直面していた。
深センで働いている■志彬(■は刑のへんにおおざと)さんは取材に対して、「大都市で働く若者は大変ということは誰でも知っているが、生活のさまざまなシーンで孤獨(dú)で傷つけられる感覚は、実際にそこに身を置いている人にしか分からない」と話した。
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