北京第二外國語學(xué)院の旅行管理學(xué)院の李宏副院長
訪日旅行は何をきっかけに個(gè)性化したのか?
訪日旅行は徐々に個(gè)性的で、多様性や深みのあるものになっているが、このように変化した理由は何なのだろうか?
これに関して、木村氏は主な原因が訪日リピーター旅行者の増加にあるとしている。日本政府は2000年から中國人旅行者へのビザ発給を始め、2009年には個(gè)人ビザ発給が始まった。最初のビザ発給から16年という長い月日が経過し、多くの中國人旅行者が何度も日本を訪れるようになり、目的地や旅行のスタイルにも変化が生じている。
李宏氏は訪日旅行の多様化について3つの理由を挙げている。
1.世代間での違い。世代によって旅行に費(fèi)やす消費(fèi)の差は大きく、これまでの海外旅行者は食べ物やホテルではなく、買い物を重視していた?,F(xiàn)在では1980年代生まれ(80後)や1990年代生まれ(90後)が海外旅行者の主力となっている。彼らの多くは大都市で働いているため、一定の経済力があり、しかも家族を養(yǎng)うという負(fù)擔(dān)もないので、単なる買い物ではなく文化體験を求めるようになっている。彼らにとって、コストパフォーマンスの高さは値段ではなく、それによって得られた満足感にある。
2.地域格差。一線都市と二線都市、三線都市の海外旅行の発展には大きな差が見られる。一線都市の住民は個(gè)人旅行を選ぶ傾向にあるが、二線都市、三線都市の住民は旅行會(huì)社を利用する傾向にある。
3.家庭狀況の違い。たとえ同レベルの都市に住んでいたとしても、家庭狀況によって旅行スタイルは変わってくる。例えば、お年寄りや子どもがいる家庭の場(chǎng)合は、クルーズ旅行や団體旅行などの家族の世話がしやすいスタイルを選び、獨(dú)身や新婚夫婦の場(chǎng)合は、より個(gè)性的な旅行スタイルを選ぶ。そのほかに、教育レベルや語學(xué)スキルが高い人は個(gè)人旅行を選ぶ傾向にある。人々の平均収入が上がった結(jié)果、海外旅行の個(gè)性化はますます進(jìn)んでいる。
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn