訪問団のメンバーに寫真を見せながら當(dāng)時の出來事について説明する來住新平氏。
美穂子さんらの故郷である宮崎県では、來住氏らが筆頭となり、日中友好活動が少しずつ発展して來た。美穂子さんが救出された詳しい過程をはっきりさせるため、來住氏は井■や平山などを22回訪問して実地調(diào)査を進め、宮崎県と聶氏の故郷である重慶市江津區(qū)の友好提攜を推進してきた。井■洪河漕村には記念館が設(shè)立され、一方の日本では、沙飛研究會が発足し、沙飛寫真巡回展も開催された。宮崎県は今や日中友好活動が最も活発な地域の一つとなっている。
その他、宮崎県にある三菱の槇峰鉱山で強制労働を強いられていた中國人労働者の日本政府や財閥を相手にした訴訟をサポートし、日本の世界征服の野心を反省?批判する「八紘一宇」の塔を考える會、いわゆる「治安維持法」に違反したとされた犠牲者の日本政府を相手にした訴訟などをサポートする活動も宮崎県で活発に展開されている。今回の寫真展は、宮崎県で30年以上にわたって行われて來た日中友好活動の生き生きとした記録でもある。
日中友好活動に20年以上力を入れている來住氏は、「以前、同じような寫真展が開催されたこともあったが、テーマが一つだけの寫真展ばかりだった。一方、今回はテーマが5つ。寫真展を通して、若者と觸れ合うことができ、若者に対する教育という點で大きな意義がある。今回大學(xué)を選んだのもそういった理由があったからだ。若者には、歴史を忘れずに、日本友好団體と協(xié)力して日中友好事業(yè)を続けてもらいたい」と語った。
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