中國航天科技公司第五研究院第502研究所が6日に発表した情報(bào)によると、同研究所が開発したアンモニウムジニトラミド（ADN）無毒推進(jìn)システムが衛(wèi)星「実踐17號」と共に宇宙に打ち上げられたあと、軌道上の試験を順調(diào)に完了した。これは中國が無毒推進(jìn)技術(shù)の軌道上応用を、世界で2番目に実現(xiàn)したことを意味する。新華社が伝えた。

國內(nèi)外で用いられている衛(wèi)星推進(jìn)剤の多くが有毒だ。衛(wèi)星の地上での操作、宇宙での補(bǔ)給などに厳しい條件が突きつけられることとなり、複雑な防護(hù)措置を講じなければならない。そのため全世界がよりエコロジーで無毒な宇宙船推進(jìn)技術(shù)の開発に力を注いでおり、LOX/ケロシン、液體窒素/液體酸素、ADNなどの低毒?無毒推進(jìn)剤の使用を試みている。

ADN採用推進(jìn)剤は比推力が優(yōu)れ、高密度で、ヒドラジド推進(jìn)剤の1.4倍に達(dá)する。同じ飛行任務(wù)を遂行する場合、推進(jìn)剤の量を大幅に減らすことができる。そのため衛(wèi)星はより多くの科學(xué)裝置を搭載し、より多くの任務(wù)を遂行でき、衛(wèi)星打ち上げのコストを引き下げることができる。

同研究所推進(jìn)製品センター副主任の陳君氏は「未來の宇宙ステーションと有人操作宇宙船などのシステムで無毒推進(jìn)技術(shù)を採用することで、推進(jìn)剤の排出や漏れによる人員の被害や、科學(xué)設(shè)備や宇宙服などへの悪影響を効果的に回避できる。宇宙ステーションの軌道上の補(bǔ)給は、家庭內(nèi)でウォーターサーバーの水を取り替えるように便利になる。宇宙飛行士が直接軌道上で操作すればよく、宇宙ステーションの軌道上の運(yùn)営維持費(fèi)と操作の難易度を大幅に引き下げることができる」と説明した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年12月7日