▽サービス型消費(fèi)、革新型消費(fèi)が「新原動力」を提供

過去5年間には、消費(fèi)構(gòu)造の変化が明瞭だった。同局のデータでは、過去5年間に都市住民の生活の質(zhì)が向上を続け、消費(fèi)構(gòu)造がバージョンアップする流れが明らかで、食品の消費(fèi)が占める割合が低下したことがわかる。

同局は、商品の消費(fèi)は基本的な生活必需品を中心とする方向から発展型?享受型の消費(fèi)を中心とする方向へと徐々に移行している。データをみると、12年から16年にかけて、一定規(guī)模以上の家庭用電気製品?音響映像製品メーカーの年平均増加率は11.0％に達(dá)し、文房具?オフィス類商品（コンピューターと関連製品を含む）は10.9％、貴金屬?ジュエリー商品は10.5％に達(dá)した。

自動車などの大型耐久消費(fèi)財(cái)が一般家庭にも普及し、15年末には地級以上の都市の乗用車保有臺數(shù)（全市）は1億4008萬臺に上り、12年より5020萬臺（55.9％）増加した。

これと同時にサービス型消費(fèi)が経済の中で演じる役割が重要になっている。北京市統(tǒng)計(jì)局の夏沁芳副局長はさきに、「サービス型消費(fèi)の急速な伸びが経済発展の新しい原動力の形成を促している」と指摘した。

北京市統(tǒng)計(jì)局のデータでは、16年の同市の商品型消費(fèi)は1兆1005億1千萬元に達(dá)して同6.5％増加し、サービス型消費(fèi)は8921億1千萬元で同10.1％増加した。過去約5年間で、サービス型消費(fèi)の増加ペースが商品型消費(fèi)を上回るのが常態(tài)化している。サービス型消費(fèi)が消費(fèi)総額に占める割合も徐々に上昇している。10年から13年の間に、北京市の経済成長に対するサービス型消費(fèi)の寄與度は平均34.4％になり、16年は55.1％に上昇した。

サービス型消費(fèi)だけでなく、革新型消費(fèi)も経済発展を牽引する。VR（仮想現(xiàn)実）、ドローン、お掃除ロボットなどの新製品が次々登場したほか、シェアリングエコノミー（共有経済）を代表とする新しい消費(fèi)スタイルが活発な動きをみせる。こうして経済発展に新しい原動力をもたらしている。

近年はそれぞれの地域で社會消費(fèi)財(cái)小売総額の増加ペースに大きな変化が生じており、中部?西部地域のペースは東部を上回る。國家統(tǒng)計(jì)局のデータでは、13年から16年にかけての東部の年平均増加率は11.1％、中部は12.4％、西部は12.1％だった。16年の各地域の社會消費(fèi)財(cái)小売総額が全國に占める割合は、中部が21.1％、西部が18.5％に達(dá)し、12年に比べて中部は0.7ポイント、西部は0.4ポイント、それぞれ上昇した。