シェアモバイルバッテリー事業(yè)への投資ブームは、風(fēng)のようにやってきて、風(fēng)のように去って行った。ブームはわずか數(shù)ヶ月しか続かず、事業(yè)から撤退した企業(yè)も出現(xiàn)した。「北京晨報(bào)」が伝えた。

浙江省杭州市の「楽電LeDian」というシェアモバイルバッテリーサービス會社は、今月11日に公式ブログを通じて、シェアモバイルバッテリーサービスを停止することを発表し、関連の設(shè)備はすべて回収済みであることを明らかにした。利用者には返金されていない保証金の返金手続きを取るよう呼びかけ、殘金は手続き終了後1～2営業(yè)日で返金されるとしている。

楽電は今年3月にサービスを開始し、杭州市內(nèi)の公共交通機(jī)関の駅、商業(yè)施設(shè)、カラオケ店、ホテルなどに設(shè)備約200臺を設(shè)置。同様のサービスを手がける深セン街電科技と同じく、決まった場所に移動可能なバッテリー設(shè)備を設(shè)置するというスタイルを取っていた。

シェアリングの概念が各産業(yè)を席巻し、資本の後押しを受けて、今年上半期にはシェアモバイルバッテリーサービスの陣取り合戦が始まり、サービスを手がける企業(yè)がいくつも登場した。最も盛んだった時(shí)には、40日間で12億元（約204億円）の資本が流れ込んだこともある。だが最近では企業(yè)がリストラや資金不足などの事態(tài)に陥っていることが明らかになり、業(yè)界ではこの新業(yè)態(tài)がどのように推移していくかに注目が集まっていた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年10月13日