20日間以上にわたる施工を経て、中國にとって5ヶ所目となるイネクスプレシブル島の南極科學観測基地?ロス海新基地の設置先において7日、正式に基礎の打ち立てを行った。人民日報海外版が伝えた。

中國第34回南極科學観測隊は現(xiàn)地時間7日午後、同島でロス海新基地の設置先の定礎式を開いた。ロス海新基地は南極3大灣の一つであり、ロス海沿岸部に位置する。太平洋に面しており、南極の巖石圏?氷圏?生物圏?大気圏などの典型的な自然地理ユニットが集中し、相互作用しているエリアであるため、重要な科學研究の価値を備えている。現(xiàn)在までに米國やニュージーランド、イタリア、ロシアなどが7つの観測基地を建設している。世界最大の海洋保護區(qū)もここにある。

中國ロス海新基地は4年後の竣工を予定しており、通年の科學観測の需要を満たすことになる。1985年以降、中國は通年科學観測基地の長城基地と中山基地、夏季科學観測基地の崑崙基地と泰山基地を建設している。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月9日