第13期全人代第1回會議が3月5日に北京で開幕し、3000人近くの代表が國の大計を話し合う。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

全人代代表に選出されるのは光栄で神聖なことだが、これはわれわれが普段言う「役人になった」ということなのだろうか？

憲法と代表法の規(guī)定により、各級人民代表大會代表は各級國家権力機(jī)関の構(gòu)成員だ。つまり全國人民代表大會代表は最高國家権力機(jī)関の構(gòu)成員であり、地方各級人民代表大會代表は地方各級國家権力機(jī)関の構(gòu)成員だ。

代表の遂行する職務(wù)は通常の社會的職務(wù)ではなく、厳粛で、政治性の強(qiáng)い職務(wù)であり、國の職務(wù)であり、憲法と法律の與える重大な職責(zé)を擔(dān)っている。

このことから、人民代表大會代表の職務(wù)が通常の意味の「役人」とイコールではないことが分かる。もちろん、人民代表大會代表の中には政府機(jī)関の役人を含む黨?政府指導(dǎo)幹部が一定數(shù)いる。

全人代代表は各界を広く代表している。例えば第13期全人代代表の場合、労働者?農(nóng)民の代表は468人、うち出稼ぎ労働者の代表は45人で、代表全體の15.70％を占める。専門技術(shù)者代表は613人で、全體の20.57％を占める。黨?政府指導(dǎo)幹部代表は1011人で、全體の33.93％を占める。人民代表大會代表の責(zé)任は重大だが、國から給料は出るのだろうか？

人民代表大會代表の圧倒的多數(shù)は兼職で、基本的に本職を持つ。人民代表大會代表を務(wù)める際にも、本職を離れるわけではなく、人民代表大會機(jī)関から給料を受け取ることもない。代表法は「代表は本法第33條の規(guī)定に従い代表の職務(wù)を遂行」し、所屬機(jī)関から通常の出勤扱いで給料その他待遇を得るとしている。

そればかりか、全人代代表の看板を掲げて私利を図ることもできない。代表法は「代表は個人の職業(yè)活動と代表職務(wù)遂行との関係を正しく処理すべきであり、代表職務(wù)の遂行を利用して具體的な司法事件または入札など経済活動に干渉して個人的利益をむさぼってはならない」と定める。

一方、固定的給與収入のない代表が代表職務(wù)を遂行する際には、実際の狀況に基づき各級財政から適切な手當(dāng)が支給される。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年2月28日