日清食品が今麥朗集団との10年間の提攜を経てこのたび袂を分かったのは、今麥朗の低価格路線で低級(jí)市場(chǎng)を占拠しようとする経営戦略が日清食品の打ち出す高級(jí)ブランド路線とかみ合わなかったためだ。日清食品は提攜解消にあたり、「今後は香港地區(qū)や上海といった大都市の市場(chǎng)を重點(diǎn)的に発展させる」と述べた。高級(jí)化路線は日清食品の発展の方向性となったが、現(xiàn)在、インスタントラーメン市場(chǎng)で高いシェアを誇る康師傅や統(tǒng)一などのライバルたちも高級(jí)化に向けて市場(chǎng)での配置を進(jìn)めており、これまでずっと低級(jí)市場(chǎng)を攻めてきた今麥朗も中高級(jí)市場(chǎng)への參入を検討中だ。
▽商品ラインを拡大
注目されるのは、高級(jí)インスタントラーメン市場(chǎng)の日々激化する競(jìng)爭(zhēng)に直面して、日清食品が中國市場(chǎng)でポテトチップス事業(yè)の開拓を始め、販売の新たな成長源を見つけようとしていることだ。日清食品によれば、「これから中國市場(chǎng)に潛在するチャンスを見つけ出し、事業(yè)運(yùn)営とバリューチェーンをよりよく調(diào)整していく、またインスタントラーメン以外の新しい商品ラインの普及拡大も進(jìn)める」という。
日清食品は、「中國市場(chǎng)ではカップヌードル味などのユニークなポテトチップスシリーズの普及拡大に力を入れ、ポテトチップスをカップ麺に次ぐ主力商品にしたい。今後はオートミールやポテトチップスなどをグループの2番目の収益源にしたい」のだという。
朱さんは、「日本のポテトチップスやオートミールは中國の消費(fèi)者に比較的受け入れられやすい。日清食品はオートミールとポテトチップスの配置によって中國での収益力を強(qiáng)化しようとしている」と述べた。
業(yè)界関係者の分析では、「消費(fèi)バージョンアップという大きな背景の中、日清食品が日本市場(chǎng)での細(xì)分化された『高品質(zhì)インスタントラーメン』を中國に投入したなら、中國の消費(fèi)者に歓迎される可能性はある。だが日清食品の中國での販売ルート構(gòu)築は適切ではない。一線都市ではまだなんとかなっているが、二線都市では大型店舗でしか商品を買うことはできないし、三線都市以下ではまったく手に入らない。実際、消費(fèi)バージョンアップを背景として、二線?三線都市市場(chǎng)には消費(fèi)の大きな潛在力が備わっており、日清食品は販売ルートを拡張して商品の影響力を高める努力をしなければならない」という。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月13日
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