中國商務(wù)部（?。─?6日の記者會見で、世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）が27日に定例會議を開催し、中國関連としては、▽米國の中國に対する「通商法301條」に基づく調(diào)査をめぐる中國の意見▽W(xué)TOの紛爭処理で最終審に當(dāng)たる上級委員會の欠員補(bǔ)充に関する問題―――の2つの議題が主に挙げられることを明らかにした。経済參考報が報じた。

米國の「通商法301條」に基づく調(diào)査に関して、商務(wù)部の高峰報道官は、「今月4日、中國は米國の関連の措置をめぐって、WTOに提訴した。中國はWTOの紛爭解決に係る規(guī)則に基づいて手続きを進(jìn)めている。米國側(cè)の間違ったやり方をそのままにしておけば、規(guī)則を基礎(chǔ)とした多國間貿(mào)易體制の権威性が損なわれることになるということを強(qiáng)調(diào)しておきたい。中國は米國に対して、実際に適合した行動を取り、一國主義、保護(hù)貿(mào)易主義のやり方をやめ、WTOの規(guī)則を遵守し、互いに尊重し合うことを基礎(chǔ)として、平等な対話と交渉を通して紛爭を解決し、両國間の貿(mào)易関係を長きにわたり安定させるよう求める」と述べた。

上級委員會の欠員補(bǔ)充に関する問題をめぐり、今回の會議で中國は、他の64人のメンバーと共に、WTOに対して直ちに新委員3人の選出の手続きを始めるよう求める。昨年以降、一部のメンバーが、世界の貿(mào)易システムについて懸念があることを理由に、欠員人選作業(yè)を阻止し、上級委員會の委員は4人だけとなっている。もし、人選作業(yè)が進(jìn)まない場合、同委員會や紛爭処理機(jī)能に支障をきたし、WTOや多國間貿(mào)易體制にも悪影響が出るのは必至。中國は他のWTOのメンバーと共に、人選作業(yè)阻止を止めるよう求め、WTOのメンバーとしての國際的責(zé)任を擔(dān)い、他のWTOのメンバーと共に多國間貿(mào)易體制を守っていく。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月27日