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中日が2つの金融協(xié)力 人民元の國際化が加速 (2)

人民網(wǎng)日本語版 2018年05月14日08:28

二國間通貨スワップ協(xié)定の調(diào)印で、金融の安定を維持できただけでなく、今後の人民元の越境貿(mào)易決済のための資金的な基礎(chǔ)を固めたことになる。國家発展改革委員會の寧吉■(吉へんに吉)副委員長は「一帯一路」(the Belt and Road)參加國?地域生産能力協(xié)力狀況発表會で、「國際的な生産能力協(xié)力は『一帯一路』の共同建設(shè)の重要なチャンネルであり、重大な措置だ。中國は參加22ヶ國と総額9千億元を超える通貨スワップ協(xié)定に調(diào)印しており、生産能力協(xié)力と人民元國際化が相互に促進(jìn)し合うよう推進(jìn)する」と述べた。

▽中國は日本にRQFIIの投資枠2千億元を付與

通貨スワップ協(xié)定だけではない。中國は9日、日本にRQFIIの投資枠2千億元を付與するとし、このニュースは市場の注目を集めた。中國が日本にRQFIIの投資枠を與えたのは今回が初めてのケースで、日本の金融機(jī)関はこれまで適格國外機(jī)関投資家(QFII)の投資額しか與えられていなかった。

中國は現(xiàn)在、資本項(xiàng)目のすべてを開放しているわけではなく、人民元を自由に交換することはできない。こうした狀況の中、中國はRQFIIを通じて國外の投資家に中國國內(nèi)における一定の投資額を割り當(dāng)ててきた。今回の合意で、中國は日本に人民元2千億元の投資額を割り當(dāng)て、日本の金融機(jī)関はこの限度額の範(fàn)囲で中國市場での両替?投資が可能になった。たとえば株式や債券などに投資できる。

蘇寧金融研究院マクロ経済研究センターの黃志龍センター長は、「日本が中國からRQFIIの投資枠2千億元を與えられたことは、人民元の周辺地域における國際化レベルを急速に押し上げることになる。さきに國家外貨管理局が発表したデータでは、4月24日現(xiàn)在のQRFIIの累計(jì)投資枠は6148億5200萬元で、人民銀が日本に新たに2千億元を付與すると、累計(jì)投資枠は8千億元を超える。現(xiàn)在、日本の他に投資枠を獲得した國?地域には、香港地區(qū)、シンガポール、英國、フランス、韓國、ドイツ、オーストラリア、スイス、カナダ、ルクセンブルク、タイ、米國、マレーシアがある」と述べた。

RQFII以外にも、金融業(yè)の対外開放に関わる政策が次々打ち出されている。4月11日には人民銀の易綱総裁がボアオ?アジアフォーラム2018年年次総會で、金融業(yè)の対外開放をさらに拡大するための11の措置を発表し、金融開放の全體図が明らかになった。その後、一連の措置が相次いで実施され、「滬港通」(香港市場を通じて上海A株の売買が可能になる措置)と「港股通」(上海市場を通じて香港株の売買が可能になる措置)は一日あたりの限度額が4倍に拡大された。適格國內(nèi)機(jī)関投資家(QDII)の限度額が3年ぶりに引き上げられ、上海と深センの「QDLP」(個(gè)人富裕層向けの適格國內(nèi)有限責(zé)任組合)と「QDIE」(適格國內(nèi)投資家の國外投資の試行)の試行限度額がそれぞれ50億ドルに引き上げられた。

人民銀も人民元國際化のために道を切り開いている。潘功勝副総裁は5月7日に行われた18年越境人民元業(yè)務(wù)作業(yè)テレビ電話會議で、「『自國通貨優(yōu)先』を堅(jiān)持する」と述べ、その數(shù)日前には、人民銀の人民元越境決済システム(CIPS)の第2期が全面的に始動し、銀行間取引市場の夜間取引も始まった。中國人民大學(xué)財(cái)政金融學(xué)院の趙錫軍副學(xué)院長は、「金融分野における人民元の使用範(fàn)囲を拡大し、同じように人民元の國境を越えた使用もさらに推進(jìn)していく」と述べた。(編集KS)

「人民網(wǎng)日本語版」2018年5月14日


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