◆介護(hù)ロボットは応用能力のさらなる向上が必要
介護(hù)ロボットのひな型ともいえるロボットが登場(chǎng)したことで、その高い將來(lái)性がうかがえるが、実際の応用シーンを見(jiàn)る限り、その使用にはさらに大きな改善の余地が殘されていると言わざるを得ない。
メディアの報(bào)道によると、浙江省の杭州市社會(huì)福利センターは2016年に、第一陣となるスマート介護(hù)ロボット「阿鉄」を?qū)毪筏?。ロボットの任?wù)は、重病患者のモニタリングから高齢者との會(huì)話、タイムスケジュールに基づく服薬指導(dǎo)、高齢者の家族とのテレビ電話などとなっている。
同センターの職員は21日、その使用狀況について、「今はロボットを余り使用していない。阿鉄の使用範(fàn)囲は歌をうたうなど一部の娯楽機(jī)能に限られる」と述べた。また「阿鉄」の生産メーカーとはすでに提攜関係を解除しているとした。
業(yè)界內(nèi)の専門(mén)家は、「國(guó)內(nèi)の多くのサービスロボットは自主性に優(yōu)れておらず、技術(shù)力のさらなる強(qiáng)化が必要だ。音聲認(rèn)識(shí)技術(shù)の精度と計(jì)算速度を向上させる必要がある」と指摘した。
◆ロボットによる介護(hù)に関する人々の考えは?
現(xiàn)在、本當(dāng)に役立つ介護(hù)ロボットを期待する人々もいる一方で、それを疑問(wèn)視する人々もいる。
海外留學(xué)から帰國(guó)した張晨さんは、もう3年も両親と一緒に年越しをしていない。張さんは取材に対し、「子供は仕事で忙しく、高齢者の世話をする時(shí)間がない。貓や犬を飼っても何の役にも立たないが、ロボットならば少なくとも高齢者の日常生活をサポートできる」としている。
張さんは某IT企業(yè)のプログラマー。彼は現(xiàn)在の技術(shù)的環(huán)境においてはロボットによるサービス內(nèi)容が限定的だが、將來(lái)的にはさらにスマートに、人に優(yōu)しいサポートをしていく必要があると考えている。
「高齢者を介護(hù)できる」ロボットについて、両親から遠(yuǎn)く離れて暮らす一人娘の雯雯さん(仮名)は、「ロボット技術(shù)はまだ成熟しておらず、行き屆かないところや制限がある。ロボットの目の屆く範(fàn)囲外で、高齢者にアクシデントが生じたらどうするのか」という懸念を語(yǔ)っている。
同じく有名ブロガーの金蛋さんは、ロボットが高齢者と共に人生の最後の時(shí)を過(guò)ごす動(dòng)畫(huà)を投稿し、再生回?cái)?shù)が3000萬(wàn)回以上に達(dá)している。金蛋さんは、ロボットによる介護(hù)は一つのトレンドであり、人に優(yōu)しい面も確かにあるかもしれないが、「ロボットを肉親の絆の代わりを果たす道具にすることはとても寂しいこと」としている。
あなたならば、ロボットと人生の最後の時(shí)を過(guò)ごしたいだろうか。または親の面倒を見(jiàn)るのにロボットを選択するだろうか。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年8月23日
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