シンクタンク「言論NPO」と「中國(guó)外文出版発行事業(yè)局」は11日、東京で今年の「中日共同世論調(diào)査」の結(jié)果を発表した。共同通信社の報(bào)道によると、中國(guó)人の日本に対する印象で「良い/どちらかといえば良い」との回答は前年比10.7ポイント増の42.2％に達(dá)し、2005年の調(diào)査開(kāi)始が始まって以來(lái)、初めて4割を超えた。中日関係について、「悪い/どちらかといえば悪い」の回答も、中日共にここ8年で初めて50％未満となった。環(huán)球時(shí)報(bào)が報(bào)じた。

8－9月にかけて行われた同調(diào)査は、日本人1000人、中國(guó)人1548人を?qū)澫螭藢g施された。調(diào)査によると、中國(guó)人の日本に対する印象で「良くない/どちらかといえば良くない」との回答は56.1％で、17年と比べて10.7ポイント低下した。中日関係について、「良い/どちらかといえば良い」と答えた中國(guó)人は17年の22.8％から30.4％に増加し、「悪い/どちらかといえば悪い」との回答は45.1％と、前年比で19.1ポイント低下した。

中國(guó)人の日本に対する好感度は向上しているものの、日本人の中國(guó)に対する印象は昨年とそれほど変わらず、「良い印象を持っている/どちらかといえば良い印象を持っている」との回答は13.1％にとどまった?！笎櫎び∠螭虺证盲皮い?どちらかといえば悪い印象を持っている」との回答は86.3％だった。中日関係についても、「良い/どちらかといえば良い」との回答が7.2％にとどまり、「悪い/どちらかといえば悪い」との回答は39.0％と、昨年比で5.9ポイント低下した。

「毎日新聞」は11日付の記事で、「中國(guó)側(cè)の対日イメージの改善がさらに進(jìn)む一方、日本側(cè)では依然厳しい対中イメージが主流を占めており、日中間の溫度差が浮き彫りになった」と伝えた。

中國(guó)メディアの中日関係に関する報(bào)道を「客観的で公平」と感じている中國(guó)人は80.6％と高水準(zhǔn)で、中國(guó)人の86.6％が、中國(guó)メディアは中日関係の改善や両國(guó)民間の相互理解を促進(jìn)していくことに「貢獻(xiàn)している」と考えていた。これに対して、日本人で日本メディアの日中関係に関する報(bào)道を「客観的で公平」と感じている人は16.4％と2割を切り、日本メディアは中日関係の改善や両國(guó)民間の相互理解を促進(jìn)していくことに「貢獻(xiàn)している」と考えている日本人も30.2％にとどまった。

中國(guó)外文出版発行事業(yè)局の副局長(zhǎng)を務(wù)める國(guó)際出版集団の高岸明副総裁は11日、「今年の調(diào)査結(jié)果は、中國(guó)人の中日関係の発展に対する見(jiàn)方、日本に対する感情が今年変化したことを示しており、中日関係が良い方向に向かって改善している動(dòng)向と一致している。しかし、中日関係が良い方向に向かう民意の基礎(chǔ)はまだ不安定で、敏感な問(wèn)題が依然として際立っている」と分析した。

日本人の中國(guó)に対する印象を向上させることについて、高副総裁は、「中國(guó)は発展が速く、日本人が開(kāi)放的な姿勢(shì)で中國(guó)の発展を見(jiàn)て、日本メディアが一層バランスの取れた客観的な報(bào)道をして中國(guó)の全體像を伝えることを望んでいる。また、一人でも多くの日本人が中國(guó)を訪問(wèn)してほしい」とした。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年10月12日