中華骨髄バンクは26日、同バンクが初めて、スペインの患者に造血幹細(xì)胞を提供したことを明らかにした。スペインは、同バンクが造血幹細(xì)胞を外國(guó)に提供した28番目の國(guó)家?地區(qū)となった。中國(guó)新聞社が伝えた。

中華骨髄バンクが國(guó)內(nèi)外に向け100番目に提供した造血幹細(xì)胞（撮影：歐陽(yáng)開(kāi)宇）。

スペインの血液疾患患者に対するドナー第1號(hào)は、中華骨髄バンク湖北省管理センターで造血幹細(xì)胞を提供した宋さん。彼は、2013年に中華骨髄バンクにドナー登録を行い、造血幹細(xì)胞提供ボランティアとなった。

宋さんは今年6月、湖北省管理センターから連絡(luò)を受け、海外の血液疾患患者と彼のヒト白血球抗原（HLA）型が一致したことを知らされた。11月初め、HLA遺伝子型判定検査と身體検査を経て、宋さんは、中華骨髄バンクによる調(diào)整のもと、造血幹細(xì)胞提供のための準(zhǔn)備に著手した。26日、宋さんの造血幹細(xì)胞採(cǎi)取は無(wú)事完了し、海外輸送ボランティアの手で患者が待つ病院に輸送された。

宋さんは、「HLA型の適合率は極めて低いといわれているので、型が一致したと聞き、とても驚いた。造血幹細(xì)胞の委囑は、血液疾患患者の命を救うことや、造血?免疫システムの機(jī)能障害疾患の治療に非常に有効な手段。中華骨髄バンクは、末梢血幹細(xì)胞を採(cǎi)集するという方式で、血液中から造血幹細(xì)胞を分離するというやり方で、患者への提供に成功した。この方法は、無(wú)償での血小板成分採(cǎi)血と類(lèi)似しており、ドナーの身體に対するダメージは無(wú)い」と話した。

現(xiàn)在までに中華骨髄バンクへの登録數(shù)は250萬(wàn)人分を上回っており、世界で4番目に大きい骨髄バンクで、中國(guó)人による最大の骨髄バンクとなっている。これまでに、國(guó)內(nèi)外の癥例7825例に造血幹細(xì)胞を提供しており、うち海外への提供は312例に上っている。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年11月27日