最近、中國の若者が制作した「ウルトラマンティガ」の動畫が中國と日本のSNSで話題になっている。両國のネットユーザーから「神業(yè)」といった賞賛の聲が多く寄せられ、日本の有名な映畫監(jiān)督も評価しているという。「北京青年報」が伝えた。
動畫の制作者は取材に答える中で、「動畫の撮影に約1ヶ月かかった。大道具、小道具はほぼ全部を5人の『95後』(1995年から1999年生まれ)で作成した。建物は撮影時、効果を上げるために壊されてしまい、その時は胸が痛んだ」と話した。
動畫のスクリーンショット
▽手作りの道具で「怪獣と戦うティガ」の世界を再現(xiàn)
「特撮映畫」は特殊撮影を行う映畫のことで、実物と同じ比率で作った模型を使用し、光學(xué)撮影や爆破シーンなどの特殊撮影を組み合わせて制作する映像作品を指す、中國のネットユーザーによく知られた「ウルトラマン」や「ゴジラ」などの日本の作品はすべて「特撮映畫」だ。
今回の動畫では、少年がダンボールで作った「鎧」を著、「お面」をかぶって怪獣に扮し、段ボールでできた中國の農(nóng)村風(fēng)の建物の中を暴れ回る。
怪獣を倒すため、戦闘員に扮した少年たちが宇宙船で出撃するが、怪獣に反撃されて、何人かは意識を失ってしまう。やがて意識を取り戻した1人が、お面をかぶったウルトラマンティガに変身。他の戦闘員も意識を取り戻し、レンコンで作ったロケットランチャーでティガを援護し、最後にはみんなで力を合わせて怪獣を撃退する。
動畫に出てくる道具は精巧とはいえないが、非常に細心に作られていることがわかり、中國のネットユーザーから、「學(xué)校の建物が自分の通っていた高校にそっくり」などといった聲が數(shù)多く上がっている。動畫で怪獣と戦う戦闘員の衣裝は、ネットユーザーが子どもの頃に見た「ウルトラマン」に出てきた戦闘員の著ていたものとそっくりだ。
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