中國(guó)航天科技集団第八研究院への取材によると、同研究院は中型ペイロード打ち上げの需要を満たすため、長(zhǎng)征6號(hào)ロケットの改良に取り組んでいる。固體ロケットブースターを4基追加することで積載能力をさらに高める。2020年末に初飛行を予定している。新華社が伝えた。

同研究院の商業(yè)打ち上げの中心プレーヤーとしての長(zhǎng)征6號(hào)は、積載能力が適度で、カウリングのスペースが広く、環(huán)境條件が優(yōu)れており、打ち上げにかかる時(shí)間が短く、専用の発射施設(shè)があるといったメリットがある。2015年9月には衛(wèi)星20基、2017年11月には衛(wèi)星3基を同時(shí)に打ち上げる飛行テストに成功した。

長(zhǎng)征6號(hào)の全長(zhǎng)は29.3メートルで、3段に分かれる。離陸重量は約103トン。高度700キロの太陽(yáng)同期軌道上での積載能力は1トン。単一衛(wèi)星の打ち上げ、複數(shù)の衛(wèi)星の打ち上げが可能。水平全體テスト、水平全體衛(wèi)星?ロケット連結(jié)、水平全體輸送?設(shè)置により、各種宇宙船の急速な打ち上げ任務(wù)を遂行できる。

長(zhǎng)征6號(hào)の丁秀峰執(zhí)行マネージャーによると、長(zhǎng)征6號(hào)は日増しに拡大する商業(yè)打ち上げの需要に対応し、衛(wèi)星の標(biāo)準(zhǔn)化?汎用化?製品化?シリーズ化された衛(wèi)星?ロケット分離裝置を搭載できる。國(guó)內(nèi)外の商業(yè)ユーザーに「専用車(chē)、相乗り、便乗」などのフレキシブルなサービスを提供できる。またカウリングの種類(lèi)を増やし、フローを改善するといった技術(shù)改良により、市場(chǎng)での競(jìng)爭(zhēng)力をさらに高めていく。商業(yè)打ち上げに向け便利、急速で全面的なサービスを提供する。

中國(guó)航天科技集団所屬の長(zhǎng)城公司はこのほどアルゼンチンのSatellogic社と複數(shù)の打ち上げサービスの契約を交わした。長(zhǎng)征6號(hào)と長(zhǎng)征2號(hào)Dを使い、計(jì)90基の衛(wèi)星を打ち上げる予定だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年2月12日