上海の人々はもともとコメ好きなため、コメの食感や品質(zhì)にこだわりがある。消費(fèi)の高度化にともない、上海の人々はふっくらつやつやして、味と香りのよい輸入米、とりわけ日本米を選ぶようになってきている。新華網(wǎng)が伝えた。

日本のコメ輸出大手?株式會(huì)社神明はこのほど上海市で、これまでにない斬新なイベントを開(kāi)催した。富山県産のコメで作ったいろいろな形の日本伝統(tǒng)のおにぎりとコメ料理が準(zhǔn)備された會(huì)場(chǎng)にはコメのおいしそうな香りが漂い、見(jiàn)ているだけで食欲をそそるおにぎりに、來(lái)場(chǎng)者たちは次々と手を伸ばしていた。來(lái)場(chǎng)者の一人は試食後、「こんなにおいしいコメなら、おかずなしでも2杯はいける」と話した。

中國(guó)は世界最大のコメ生産國(guó)であり、コメ消費(fèi)量も世界一だ。関連の統(tǒng)計(jì)データによると、中國(guó)のコメ消費(fèi)量は日本の20倍で、日本のコメにとって中國(guó)は重要な海外市場(chǎng)だといえる。

現(xiàn)在、上海市民は専門店、高級(jí)スーパー、ECプラットフォームなどで日本やタイからの輸入米を購(gòu)入することができる。神明の唯一の在中國(guó)全額出資子會(huì)社?成都栄町食品有限公司はこれまでに北京、上海、成都、広州に日本米の専用倉(cāng)庫(kù)を設(shè)置しており、販売エリアは中國(guó)國(guó)內(nèi)58都市をカバーしている。協(xié)力パートナーには日本のすき家、イトーヨーカ堂、味千ラーメン、伊勢(shì)丹といった外食産業(yè)、デパート、スーパーの有名ブランドが含まれる。神明によると、20年に中國(guó)へのコメ輸出量を2千トンに増やし、25年には1萬(wàn)トンを目指す計(jì)畫という。

ここ數(shù)年、日本米は中國(guó)の消費(fèi)者をターゲットにした宣伝キャンペーンに力を入れ、上海の一部のスーパーやレストランでは様々な形のキャンペーンイベントがしばしば開(kāi)催されている。日本貿(mào)易振興機(jī)構(gòu)（ジェトロ）上海事務(wù)所も、「引き続き日本企業(yè)と提攜してビジネス説明會(huì)を定期的に開(kāi)催し、中國(guó)の消費(fèi)者に日本の農(nóng)産品をアピールするイベントを?qū)g施していく予定」としている。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年3月13日