「博物館IP」はここ數(shù)年ですでに「文化クリエイティブ消費者」層を育てあげてきており、彼らは製品が持つ文化的元素やクリエイティビティとデザイン性に対して金銭を消費することを厭わない。天貓と淘寶の統(tǒng)計データによると、中國の「文化クリエイティブ消費者」は、主に、一、二線都市で暮らし、消費能力がかなり高い若者で、うち75.9%は女性で、19歳から25歳の若年層が30%を上回っている。
こうした消費者の一人である北京在住の張琦さんは、「博物館の文化クリエイティブ製品をコレクションするのが大好き。博物館の文化クリエイティブ製品から、その博物館の収蔵品や文化発掘?開発の度合いも垣間見ることができる。また、博物館や収蔵品自體が、冷たく距離があったものから、溫もりのある存在に変化し、熱狂的な『ファン』を生み出した」としている。
現(xiàn)在までに、世界五大博物館のうちの故宮博物院と大英博物館のほか、中國國家博物館や頤和園、陝西歴史博物館、蘇州博物官、秦始皇兵馬俑博物館、上海博物館、V&A博物館のグッズがなどがすでに天貓ショップで扱われている。これらの博物館は、天貓で約300萬人のファンを擁しており、このうち故宮博物院と大英博物館のアクセス數(shù)はいずれも、年間延べ1千萬人を上回っている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月8日