故宮博物院の単霽翔院長は、17日に開催された「2019年亜布力中國企業(yè)家フォーラム第19回年次総會(huì)」において、「今年の元宵節(jié)（舊暦1月15日、今年は2月19日）に故宮博物院は初めて夜間開放を?qū)g施し、『上元の夜』を迎える」と発表した。新華社が報(bào)じた。

単院長は、「故宮博物院に収蔵されている貴重文化財(cái)は168萬4490點(diǎn)に上り、全國の貴重文化財(cái)の41.98％を占めている。この狀況に対し、我々は重い責(zé)任を負(fù)っている」と、「伝統(tǒng)文化を現(xiàn)在に活かす」をテーマとした講演において、単院長は、リアリティに富んだ実例を取り上げ、ユーモアを交えながら、古建築の修繕、所蔵品の保護(hù)、見學(xué)者へのサービス、科學(xué)研究、文化伝播などの分野で故宮が成し遂げた実り多い成果を聴衆(zhòng)と共有した。

ドキュメンタリー「故宮で文化財(cái)を修復(fù)する私（我在故宮修文物）」によって、「文化財(cái)を治す醫(yī)者」の舞臺(tái)裏が明らかになると、もうすぐ600歳の誕生日を迎える故宮は、「ネット上の人気者」に変身し、無數(shù)のフォロワーを獲得した。単院長は、「數(shù)年におよぶ管理と修理を経て、故宮の開放面積はすでに80％を上回り、展示されている文化財(cái)?秘蔵品は年間約2萬點(diǎn)に達(dá)し、2012年から倍増した。以前は1％未満だったこの増加率は、昨年は3％となり、今年末には8％に達(dá)する見通しだ」と紹介した。

「故宮博物院は『デジタル故宮コミュニティ』を構(gòu)築し、デジタル展示ホールのシェアとインタラクティブを?qū)g現(xiàn)した?！簹叭展蕦m』アプリをダウンロードすれば、ユーザーはいつでも、貴重な文化財(cái)に関する畫像付説明文を閲覧できる?？诩t、カレンダー、スカーフ、フルーツピックなど一連の文化クリエイティブ製品の人気も高く、なかには國の贈(zèng)答品として外國人賓客に贈(zèng)られるものもあり、中國文化が世界中に拡がりつつある」と単院長は続けた。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年2月18日