〇劉詩(shī)雯選手、東京五輪で金メダル3個(gè)の可能性あり
2009年に初めて世界卓球女子シングルスに出場(chǎng)してから2019年の今大會(huì)で念願(yuàn)の女子シングルス優(yōu)勝を果たすまで、オリンピック覇者の劉詩(shī)雯選手は、「十年一剣を磨く(長(zhǎng)年修練を積み、何かを成し遂げること)」だった。中國(guó)卓球界には、「オリンピックイヤーの前年の世界選手権女子シングルスで優(yōu)勝すれば、翌年のオリンピック女子シングルス代表の出場(chǎng)資格がほぼ確定する」という不文律がある。このことから、劉選手は來(lái)年の東京オリンピックで女子シングルスの代表として出場(chǎng)することがほぼ決まった。中國(guó)チームは女子団體に3人の主力を派遣する予定で、うち2人は女子シングルスに出場(chǎng)する。過(guò)去大會(huì)と異なるのは、東京オリンピックから混合ダブルスという種目が新たに追加された點(diǎn)で、各國(guó)の卓球協(xié)會(huì)は混合ダブルスに1組しか派遣できず、かつ、卓球代表の選手枠(人數(shù))は増やすことができない。劉選手は今大會(huì)の混合ダブルスでも優(yōu)勝したので、劉選手が東京オリンピックで計(jì)3種目に出場(chǎng)するのか、はたまた女子シングルスか混合ダブルスのどちらか一方に出場(chǎng)するのかについては、中國(guó)にとって贅沢な悩みとなるだろう。
劉國(guó)梁會(huì)長(zhǎng)は、「東京オリンピックにはどの種目であれ、最強(qiáng)メンバーの布陣で臨む。どういう戦略が最も有利となるのか。本番まであと1年ある。これからさまざまな変化があり、競(jìng)爭(zhēng)は極めて動(dòng)的で、最後の最後まで確定しないだろう。ただ、何よりも重要なのは選手たちの精神力と體力だ」とコメントした。
「今大會(huì)の出來(lái)栄えを見(jiàn)る限りでは、2冠に輝いた王馬竜?劉詩(shī)雯の両選手は、3種目に出場(chǎng)できる力量がある。能力と身體が萬(wàn)全であれば、理論上それは可能だ」と劉會(huì)長(zhǎng)は続けた。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年4月30日