5G端末だけでなく、數(shù)多くのネットワークとモノのインターネット(IoT)のデバイスが次々登場した。中國移動、中國聯(lián)通、ファーウェイなど多くの企業(yè)が5GのCPE製品(カスタマー構(gòu)內(nèi)設(shè)備)を発表したほか、5Gの低遅延の特性を活かし、ドローン、自動運転船舶、自動運転車などが次々バージョンアップし、性能も向上している。
またこれまで普通にあったものが5G時代に意味を書き換えられている。例えば、聯(lián)想(レノボ)が會期中に発表した5Gノートパソコンは、IoTのカードを挿入すると獨立したIDマークの利用、獨立したネット接続、オフラインでのメール受信などが可能なものだ。スタッフは、「これは攜帯電話と同じで、シャットダウンする必要はなく、折りたたんでも情報を受け取ることができる」と説明した。
VR眼鏡、ルーター、基地局も更新やバージョンアップを行い、これまで「考えつかなかった機能」が実現(xiàn)した。ルーターで高精細動畫を見られるようになり、VR眼鏡は今までのようなヘルメット型ではなく、普通の眼鏡とほとんど変わらなくなり、5G小基地局は家に設(shè)置できるようになってネットワークの死角の問題を解決できた。
▽新しい応用
端末だけでなく、応用でも5Gは本領(lǐng)を発揮する。
3大キャリアの場合、5Gの応用範(fàn)囲は交通、文化?旅行、教育、醫(yī)療、スポーツ、エネルギー、緊急時安全対策などさまざまな分野をカバーする。人々の暮らしや仕事のあらゆる方面にほぼ浸透したといえる。
MWC會期中、これから豚の飼育にも5Gが応用されることがわかった。スタッフの説明では、5Gネットワークを利用して、ウェアラブル機器を母豚の體內(nèi)に埋め込み、繁殖の最適化、的確な食事、スマート監(jiān)視コントロールなどを行い、養(yǎng)豚のスマート化レベルを引き上げることが可能という。
低遅延が求められる一連の分野では、5Gの優(yōu)位性が特に発揮される。同歩調(diào)で歩くロボットなどは、5G技術(shù)を利用して、人の動作をほぼ瞬時に真似ることができる。バスケット訓(xùn)練キャンプでは、選手のドリブル、シュート、リバウンドなどの各種データの動態(tài)モニタリング、フィードバックデータのリアルタイムモニタリング、高畫質(zhì)のライブ配信などが可能になる。システムは選手のトレーニングプランも作成する。
アナリストは取材に答える中で、「4Gと異なり、5G時代は産業(yè)のインターネットが消費者のインターネットの発展に優(yōu)先することになる。5G攜帯電話は消費者に接近するものとなるが、これは5Gのもつ1つの面に過ぎない。5Gは工業(yè)、製造業(yè)などで計り知れない可能性をもつ」と述べた。
▽新しい料金
5Gの料金について、中國電信と中國聯(lián)通は関連情報をまだ明らかにしていない。中國移動の簡勤副社長は、「5Gの通信量は4Gよりも単価が安くなる」と話す。
5Gのデータ通信量単価が4Gより安くなっても、5G時代にはユーザーの使用するデータ通信量が目に見えて増加し、また未來のIoTは膨大な量の情報とつながることになり、ユーザー一人ひとりが數(shù)枚から數(shù)十枚や百枚以上の獨立してネットに接続するIoTカードを持つようになる可能性がある。総合的にみて、5Gの初期には毎月の料金が減ることになるとは限らない。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月2日