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「5Gの放射能は4Gよりも強く健康被害を引き起こす」は本當か

人民網(wǎng)日本語版 2019年06月19日08:23

中國でこのほど5Gの営業(yè)許可証が発行されると、「5G基地局は密度が高く放射能も強いので、健康被害が生じる」といった説が次々に伝えられ、5Gよりも速いペースで広がりをみせる。人々は「5Gは本當に半分は天使で半分は悪魔のようなものなのか」と問いかけざるを得ない。「科技日報」が伝えた。

▽5Gネットワーク速度が上がれば、基地局の放射能も強くなるのか?

5Gネットワークの速度向上は、5G基地局の仕事率を強めて得られたものではなく、帯域幅(伝送帯域)の拡大、電波干渉への抑制力と受信感度の向上によって総合的に得られたものだ。2G基地局から5G基地局へと発展する中で、放射能は実はますます弱くなっている。

5Gは4Gよりネットワーク速度が速いので、5G基地局の電波の強度も4G基地局より高いに違いない、よって5G基地局の放射能は4G基地局よりも強くなると考える人もいる。事実ははたしてそうなのだろうか。

貴州移動ビッグデータ分公司の李文華社長は、「実際には、そういった考え方は誤解であり、2G基地局から5G基地局に至る間に、実は放射能はますます弱くなっている。中國移動(チャイナモバイル)の場合、4G時代には、大型基地局の仕事率は40ワット、小型基地局なら20ワットだったが、5G技術に基づくミクロセル型基地局はわずか10ワット、ピコセル型基地局はさらに小さく250ミリワットにとどまる。ビームフォーミングを経て、5G基地局がアンテナ出力ポートに分配する時の仕事率は4ワットしかないのに対して、家庭用照明器具1臺あたりの仕事率は15-40ワットになる」と説明する。

李社長によると、「5Gネットワークの速度向上は、5G基地局の発射の仕事率を強めて得られたものではなく、帯域幅の拡大、電波干渉への抑制力と受信感度の向上によって総合的に得られたものだ」という。

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