山西省考古研究所はこのほど、離石徳崗遺跡の重大な考古発見を発表した。作業(yè)員の2カ月以上の発掘を経て、呂梁市離石區(qū)信義鎮(zhèn)徳崗村で仰韶中期遺跡が見つかった。また山西省內(nèi)の有史以前最大規(guī)模の家屋遺跡が見つかった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
今回の発掘における最も重要な発見は、保存狀態(tài)の良好な仰韶中期家屋遺跡で、いずれも五角形の半地穴家屋で列を作るように並んでいる。門道は北向きで、入り口には大型の囲爐裏がある。屋內(nèi)の南側(cè)の地面には多くの陶器が置かれているが、このような五角形家屋は中原廟底溝文化でよく見られるものだ。本遺跡はその北寄りの分布エリアだ。
またこれらの家屋遺跡のうち最大の「F1」は、面積が137平方メートルに達(dá)し、囲爐裏の直徑は1.4?1.7メートル。さらに石で舗裝された長さ4.2メートル、幅0.82メートルの門道がある。これは山西省內(nèi)で見つかった有史以前最大規(guī)模の家屋であり、建造時(shí)に大規(guī)模な石の舗裝を行った最も早い例でもある。
中國社會(huì)科學(xué)院考古研究所の何弩研究員は「囲爐裏と門道がつながる位置関係によると、面積が最大のF1は居住用ではなく、當(dāng)時(shí)の部落の首領(lǐng)が集會(huì)を開くか、特殊な儀式を行う場所だった可能性がある」と分析した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月17日