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年間延べ3億人が公園615ヶ所に來園 北京の公園よもやま話

人民網(wǎng)日本語版 2019年07月26日15:47

公園內(nèi)で木陰や日光、新鮮な空気を満喫する市民たち(撮影?何建勇)。

入り口で入場(chǎng)券を買い求め、公園內(nèi)を散策するというのは、多くの1970年代生まれや1980年代生まれにとって、小さい頃の懐かしい記憶の1シーンかもしれない。しかし現(xiàn)在、北京の公園はそのほとんどが無料で入園できる。北京市園林緑化局によると、2018年末の時(shí)點(diǎn)で、北京全市には計(jì)615ヶ所の都市公園があり、このうち94%にあたる576ヶ所は無料で入園することができる。北京日?qǐng)?bào)が報(bào)じた。

1980年代以前、北京の公園はかなり珍しい公共施設(shè)だった。頤和園や玉淵潭などの歴史的な庭園遺跡を除けば、新たに建設(shè)された公園は數(shù)えるほどしかなく、かつ、そのほとんどが市街區(qū)域に集中していた。郊外に住む市民が公園を訪れるには、バスを乗り継いで、1日がかりの外出となるのは當(dāng)たり前のことだった。1980年代以降、石景山古城公園など居住區(qū)の公園が次第に誕生するようになった。

北京の公園建設(shè)事業(yè)が本格的に加速したのは、今世紀(jì)に入ってからのことだった。北京は2007年、四環(huán)路と五環(huán)路の間に「郊外公園リング」の建設(shè)をスタートした。2009年、11の新城浜河森林公園の建設(shè)に著手。2012年、100萬ムー(1ムーは約6.67アール)平原造林プロジェクトを始動(dòng)し、東郊森林公園や臺(tái)湖濕地公園、青龍湖公園など複數(shù)の大型公園が華々しくデビューした。

この10年間、北京では多くの公園が新たに建設(shè)され、かつ、そのほとんどが、入園料無料で開放され、気の向くままに園內(nèi)に足を踏み入れることができる。建設(shè)されてかなりの年數(shù)が経った古い公園も、次第に入園料の徴収を取りやめるようになってきている。例えば、2006年に、紫竹院、南館、人定湖、紅領(lǐng)巾、日壇、団結(jié)湖など北京の12公園は、入場(chǎng)料徴収を廃止、無料で入園できるようになった?,F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、入場(chǎng)料を徴収している北京の公園は、頤和園、中山公園、景山公園、北京動(dòng)物園、北京植物園など12ヶ所のみ。數(shù)年前から、全市の公園における年間來園者総數(shù)は延べ3億人に達(dá)している。

今年、北京では、豊臺(tái)豊宜公園、石景山新安公園、昌平東小口城都市休閑公園、通州永順城市公園、東城安徳城市森林公園、朝陽CBD城市森林公園など約30ヶ所の公園が、都市レジャー公園に加わる。これらの公園も軒並み入場(chǎng)無料で開放される。北京全市の公園緑地の半徑500メートル以內(nèi)分布率は、今年の年末までに、昨年の80%から83%に上昇する見通しだ。(編集KM)

「人民網(wǎng)日本語版」2019年7月26日

  

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