8月1日、重慶市九竜坡區(qū)袁家崗街道に暮らす龔洪平さんのこの日最初の仕事は、顧客に代わって自動(dòng)車の毎年の定期點(diǎn)検に行くことだった。午前8時(shí)に顧客から車を受け取ると、9時(shí)半頃に同市南岸區(qū)にある自動(dòng)車検査ステーションに到著し、點(diǎn)検を終えて車を返卻したのは大體11時(shí)だった。龔さんはこの仕事で300元（1元は約15.1円）を稼いだ?！腹と巳?qǐng)?bào)」が伝えた。

同市には龔さんのような特殊な仕事をする人が一定數(shù)いる。特殊というのは、この人たちがプロ化した職業(yè)集団ではなく、その仕事に決まった名稱がなく、仕事の內(nèi)容が狀況によっていろいろ変わるからだ。購入代行を手がけることもあれば、文書を代行で送付する、整理券を代行で取りに行ったり列に並んだりする、醫(yī)療機(jī)関を探して薬を買うこともある。それだけではなく、代行でジムに行ったり、顧客と一緒に食事やウィンドウショッピングや買い物にも行き、自分の懐は痛まないばかりか、報(bào)酬をもらって稼ぐこともできる。

▽「代行経済」が生活に浸透

実際、誰かのために奔走して報(bào)酬を得るのは珍しいことではない。よく知られているのはスマートフォンのアプリケーションを利用した運(yùn)転代行サービス「e代駕」だ。友人と集まって酒を飲んだ顧客が、アプリを通じて運(yùn)転代行者を探し、自分と車を家まで安全に送り屆けてもらうというものだ。10年近く前に登場(chǎng)したe代駕は、今では全國數(shù)百都市に數(shù)十萬人のドライバーを擁し、ピーク時(shí)には受注件數(shù)が12萬件を超えるという。

とりわけ最近は、便利で迅速なモバイルインターネット技術(shù)によって、「代行経済」がより専門的で現(xiàn)地化した姿で暮らしの中の細(xì)分化されたさまざまな場(chǎng)面に浸透している。

「代行経済」の起業(yè)プロジェクトに資本が集まっている。スーパーの購入代行プロジェクト「即買送」は業(yè)務(wù)を開始するとすぐにエンジェル投資家から1500萬元の投資を集めた。病院受診に関連したサービスを提供する「e陪診」の創(chuàng)始者?岳建雄さんは、「中國では毎年のべ33億人が病院を受診し、北京だけで年にのべ2億3萬人が病院に行くほか、市外から來て醫(yī)療機(jī)関にかかる患者も一日で70萬人に上り、受診する人のうち67.5％は誰かがつきそっている。e陪診からみると、そのうち1％を獲得するだけで60億元の市場(chǎng)が生まれるので、つきそい代行サービスには計(jì)り知れないビジネスチャンスがあるといえる」と豪語する。