ペット経済が活況を呈するにつれて、成都のあちこちで貓カフェや犬カフェなどペットをテーマとしたカフェが人気を呼び、市場競爭は激化している。なかには、激しい競爭から抜きん出て新たな活路を見出そうと、「珍種ペット」をテーマとしたカフェをオープンする店もある。成都商報が伝えた。
トカゲ、アオガエル、クモ、アルパカ、ハリネズミ…これらの珍しい動物には、普段滅多にお目にかかる機會がないのではないだろうか。記者は成都で、數(shù)日にわたり、珍種ペットをテーマとする複數(shù)のカフェを取材した。これらの店を訪れる客は、コーヒーを楽しむと同時に、珍しい小動物を鑑賞し、さらには一緒に遊ぶこともできる。このような斬新なアイデアは、多くの人の「珍しいものに惹かれる」という心理を見事に捉えた。
〇都市部のネット人気業(yè)界?成都のペットカフェは40店超、貓と犬が大多數(shù)
「2019年中國ペット業(yè)界白書」(消費報告)によると、2019年、中國都市部のペット(犬?貓)消費市場の消費総額は2千億元(1元は約15.4円)の大臺を突破して2024億元に上り、2018年比で18.5%増加した。研究によると、北京?上海?西安?成都の四大都市における2019年ペット消費市場規(guī)模は486億元に達した。このうち、2019年の上海ペット(犬?貓)市場の消費額は197億元と四都市中トップで、第2位以下は順に北京、成都、西安だった。
大まかな統(tǒng)計データによると、成都には現(xiàn)在、ペットカフェが40店以上あり、このうち貓カフェと犬カフェが圧倒的多數(shù)を占めており、殘りは珍種の小動物がテーマのカフェとなっている。これらのカフェで提供されるのは主にスイーツやドリンクで、さらに貓や犬と觸れ合うこともできる。店の內(nèi)裝?インテリアは造りが美しく、オープン後まだ1年未満の店が多い。店內(nèi)のペット數(shù)は數(shù)匹から數(shù)十匹までさまざまで、コーギー犬や柴犬、ハスキー犬、貓のラグドールやブリティッシュショートヘアなど、若者に人気が高い種類が揃っている。なかには順番待ちの人が出るほど人気の店もある。
〇競爭激化で珍種ペットを扱うカフェも登場
成都では、貓カフェや犬カフェがあちこちで活況を呈しているが、顧客の興味や好奇心がそれで満たされている訳ではない??蓯郅ぅⅴ谣毪浈撺衰芝?、アライグマをテーマとするカフェも新たに登場しているほか、トカゲやアオガエル、クモ、アルパカ、ハリネズミ、クジャク、タルバガンなどの「変わった動物」を扱うカフェも誕生している。