男女の家事分擔が平等であるとはまだまだ言えないのが、中國の家庭の現(xiàn)狀だといえよう。2020年を迎えた今、中國の戀愛?結婚市場において、家事分擔に対する男女の意識は、どうなっているのだろうか?中國新聞網が伝えた。
(寫真は主催者による提供)
1月8日に発表された「2020年結婚?戀愛市場における家事分擔に対する考え方をめぐる報告」の統(tǒng)計データから、若者の63.5%は、「家事は男女とも平等に分擔すべき」と考え、「家事分擔スタイルの結婚」を肯定する人は過半數(shù)に達した。だが、結婚相手を選ぶ際に、多くの男性は、相変わらず「良妻賢母」を求める傾向があることが分かった。そして、地域によって家事分擔に対する意識も異なり、北京?上海?広州?深センに住む女性のうち、「自分のことを良妻賢母だと思わない」とする人は6割を上回った。また、女性により多くの家事負擔を求める男性は、県城(県政府所在地)に住む青年に特に多かった。
オンラインショッピングによる「家事サービス」は中國の女性の家事負擔をいくらか軽減しており、より多くの経済発達地域住民にとっての選択肢となっている。報告によると、北京?上海?広州?深センに住む女性の8割以上は、「家事が苦手」と答えており、「自分のことを良妻賢母だと思わない」とした人は63.3%に上った。
だが、それと同時に、男性が結婚相手に望むことには、依然大きな変化は見られない。男性の58.7%は、「結婚相手には『家庭を切り盛りしてくれる良妻賢母型』の女性を望む」と答えた。
報告によると、「家事分擔スタイルの結婚」に賛成する人は56%に上った。家事分擔を明確に決めることで、夫婦喧嘩は減る。どのような家事を女性が負擔し、あるいは男性が負擔するのだろうか?報告によると、整理整頓?収納、寢室のシーツ類交換、日用品の調達、衣類?靴の洗濯、オムツ換えなどは、女性がするものだという意見が多かった。一方、取付?メンテナンス、スクラブ洗浄、ゴミの整理?ゴミ出し、油汚れの除去などは、男性の役割と考えられていた?!讣沂楼旦`ビスを利用する」と答えた人は8.7%で、「気分次第、あるいは自分の能力を超える家事は家事代行サービスに依頼する」とした人は53%だった。