あなたは昨年、支付寶(アリペイ)でいくら使っただろうか。アント?フィナンシャル傘下の支付寶が6日、2019年度アリペイ年間消費(fèi)明細(xì)を発表した。これを見た人の多くは、「これだけのお金がどこから來たのか。どうして稼いだよりも使っているのだろう」と不思議に思ったかもしれない。
年間消費(fèi)明細(xì)は個(gè)々人への注目をさらにアップ
アリペイの消費(fèi)明細(xì)は毎年、モーメンツでの豊かさ自慢合戦で欠かせないコンテンツになっている。しかし今年の消費(fèi)明細(xì)を見ると、これまでと同じように過去1年間の個(gè)人の支出狀況を見ることはできるが、「あなたの消費(fèi)水準(zhǔn)は同年齢の99%より上です」といった表示はなくなった。アリペイはこの変更について、「年間消費(fèi)明細(xì)はより理性的に、個(gè)々人に注目すればよいと考えており、アリペイはユーザーにお金を使ってもらうだけでなく、『番頭』のようにユーザーの金銭管理をサポートすることをより重要だと考えている」と説明した。
また消費(fèi)にはショッピングやインテリア雑貨、飲食、交通、健康やヘルスケアといった複數(shù)のポイントがあり、その比重は人により異なる。しかし圧倒的多數(shù)のネットユーザーが公表している消費(fèi)明細(xì)をみるとその最も基本的な消費(fèi)はインテリア雑貨、飲食、交通であることが見て取れる。
そして今年の消費(fèi)明細(xì)では「過去1年間にアリペイを利用することで手続きに足を運(yùn)ぶ回?cái)?shù)が何回減ったか」が発表されたことは注目に値する。消費(fèi)明細(xì)からも、多くの人々が外出することなく、より効率的に手続きができるようになったことがわかる。
多くの人が消費(fèi)明細(xì)の正確性に疑問
2019年度消費(fèi)明細(xì)の情報(bào)がさまざまなソーシャルメディアに流れると、「これだけのお金が一體どこから來たのだろう」と心の底から疑問に感じた人が少なくなかったようだ。
ホワイトカラーの盧さんは、「アリペイの消費(fèi)明細(xì)をみると、私は89萬元(1元は約15.6円)以上使ったことになっているが、これだけのお金がどこから來たのかまったくわからない。自分は帳簿をつけているので、消費(fèi)明細(xì)の正確性はちょっと疑わしいと思う」としている。
「毎年この時(shí)期だけ自分がすごい金持ちで、億萬長(zhǎng)者まであと一歩のように感じる」と話す張さんは、消費(fèi)明細(xì)によると支出は98萬8474元で、このうちインテリア雑貨関連に10萬元、衣類に5萬7885元、振り込みとオンラインお年玉が23萬元に達(dá)するという。しかしこれらの消費(fèi)を合わせても消費(fèi)明細(xì)の金額には屆かないので、張さんは消費(fèi)明細(xì)の信頼性について、「モーメンツで公表して賑わいたいだけ」と一笑に付した。
その後、アリペイは消費(fèi)明細(xì)と実際の消費(fèi)が合致しない點(diǎn)について、「今年のアリペイ年間消費(fèi)明細(xì)には総消費(fèi)という概念がなく、すべてを調(diào)整して総支出とした。支出では昨年にはなかった投資?資産運(yùn)用、金融?保険、つきあい、チャリティ、振り込み?チャージの項(xiàng)目が増えたため、発表された年間総支出の金額も多くなった」というコメントを出している。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月7日