広州市生態(tài)環(huán)境局はこのほど、2019年の市全域の大気環(huán)境質(zhì)を発表した。うちPM2.5の年平均濃度は1立方メートルあたり30マイクログラムで、3年連続で安定的に基準(zhǔn)に達(dá)成した。新華社が伝えた。

広州市の19年の大気質(zhì)優(yōu)良日數(shù)は293日で80.3％を占めた。うち大気質(zhì)「優(yōu)」は93日、「2級(jí)良」は200日。2年連続で重度汚染及び深刻な汚染が発生しなかった。

広州市生態(tài)環(huán)境局によると、大気環(huán)境質(zhì)を持続的に改善するよう、広州市は一連の対策を講じた。広州市の石炭燃焼ボイラーは第12次五カ年計(jì)畫（2011?15）初期の約1400臺(tái)から、殘す所わずか30臺(tái)となった。広州市の一定規(guī)模以上の工業(yè)企業(yè)（年売上高2000萬元以上の企業(yè)）の石炭消費(fèi)量は年々減少し、2013年の1850萬トンから2019年11月の1167萬トンに減少した。広州市はさらに移動(dòng)汚染源の対策を推進(jìn)しており、第12次五カ年計(jì)畫以降に排ガス基準(zhǔn)を満たさない車を21萬6000臺(tái)淘汰した。2018年末には路線バスのEV化を?qū)g現(xiàn)し、EV路線バスを累計(jì)1萬1394臺(tái)投入している。

注意すべきなのは、広州市のPM2.5の年平均濃度が持続的に低下しているものの、19年のNO2やオゾンが基準(zhǔn)に達(dá)成せず、環(huán)境大気質(zhì)に影響を及ぼす主な要素となったことだ。

広州市生態(tài)環(huán)境局の関係責(zé)任者によると、粉塵汚染における精密化管理?制御の効果的なメカニズムがまだ構(gòu)築されていないことや移動(dòng)源における窒素酸化物排出量の高止まりは、広州市の環(huán)境大気質(zhì)改善が直面している重要な課題だ。

同責(zé)任者は「広州市は今後、PM2.5とオゾンの協(xié)同制御、移動(dòng)源における汚染制御の掘り下げ、粉塵汚染における精密化管理?制御の実施、揮発性有機(jī)物質(zhì)のガバナンスなどにより、環(huán)境大気質(zhì)の持続的な好転を推進(jìn)する」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年1月13日