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上海-杭州リニアはなぜ「道半ばで頓挫」したか?

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2020年06月23日15:27

今月21日、上海市にある同済大學(xué)のリニアモーターカー試験線(xiàn)路を、ブルーグレー色のテスト車(chē)両が駆け抜けた。これは中車(chē)四方股フン公司(フンはにんべんに分)が開(kāi)発した時(shí)速600キロメートルで走行する高速リニアモーターカーテスト車(chē)両の1回目の走行テストだ。北京市や長(zhǎng)沙市で開(kāi)通した中?低速リニア路線(xiàn)とは異なり、高速リニアは高速鉄道と民間航空の間の空白を埋めるものとみなされるが、10數(shù)年前に始動(dòng)した上海-杭州市間のリニアプロジェクトは殘念なことに「道半ばで頓挫」している。北京日?qǐng)?bào)アプリが伝えた。

上海-杭州リニアはなぜ「道半ばで頓挫」?

上海浦東國(guó)際空港駅から竜陽(yáng)路駅まで、世界で初めて商業(yè)運(yùn)営が開(kāi)始された高速リニア路線(xiàn)が、時(shí)速430キロメートルの最高速度を樹(shù)立した。しかしこの路線(xiàn)は全長(zhǎng)約30キロメートルしかなく、高速リニアの優(yōu)位性を完全には発揮できていない。

2006年、上海-杭州間のリニアプロジェクトが立ち上がり、実行可能性を検討する段階に入った。同年の環(huán)境評(píng)価報(bào)告は、「上海-杭州リニアは竜陽(yáng)路駅から南西に伸びて上海南駅まで延伸した後、2つの路線(xiàn)に分かれる。支線(xiàn)は北上して上海虹橋國(guó)際空港の総合交通ターミナルにつながり、本線(xiàn)は南下して浙江省の嘉興市、杭州市に向かう」としていた。

路線(xiàn)の評(píng)価審査に関わっていた同大學(xué)の孫章教授は、「當(dāng)時(shí)の路線(xiàn)計(jì)畫(huà)はとても合理的であり、上海-杭州リニアは実際には上海リニア路線(xiàn)の延伸だった。しかし沿線(xiàn)住民のリニアに対する誤解や反対などに遭い、上海-杭州リニアプロジェクトは中斷することになり、今なお実現(xiàn)していない。幸い、今ならまだ遅くない。當(dāng)時(shí)のリニア技術(shù)や土木関連のことを知る人材がまだ殘っている」と語(yǔ)る。

このプロジェクトは頓挫したが、中國(guó)のリニア技術(shù)の追求が止まることはない。ここ數(shù)年、長(zhǎng)沙と北京で時(shí)速100キロメートルの中?低速リニア路線(xiàn)が相次いで完成し、中國(guó)獨(dú)自の技術(shù)を?qū)g現(xiàn)した?,F(xiàn)在開(kāi)発中の高速リニアの時(shí)速は中低速路線(xiàn)を超え、頓挫した上海-杭州リニアも超え、600キロメートルに到達(dá)した。

中車(chē)公司の説明によれば、「時(shí)速600キロメートルの高速リニア交通システムの開(kāi)発は、科學(xué)技術(shù)部(省)の國(guó)家重點(diǎn)研究開(kāi)発計(jì)畫(huà)『先進(jìn)的鉄道交通』の重點(diǎn)特定課題であり、中國(guó)國(guó)內(nèi)の高速鉄道分野、リニアモーターカー分野の優(yōu)位性あるリソースを集結(jié)し、企業(yè)30數(shù)社、大學(xué)、科學(xué)研究機(jī)関と連攜して共同で難関攻略を目指すものだ。目的は高速リニアのコア技術(shù)を確立することにある」という。

上海リニア路線(xiàn)がドイツの技術(shù)を採(cǎi)用したのと異なり、この中國(guó)が獨(dú)自の知的財(cái)産権をもつ時(shí)速600キロメートルの高速リニアプロジェクト化システムは、中國(guó)高速リニアの産業(yè)化能力を形成しようとしている。

速度は高速鉄道を追い抜く 高速鉄道と民間航空の間の空白を埋める

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