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東京から上海にやって來てセミオーダーブティックを14年経営する石川リエさん
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人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2020年07月14日14:06

東京に帰ると私は「よその人」

2014年10月から、石川さんは「読売新聞」の夕刊「海外ファッション」にコラムを寄せ、中國(guó)での生活を紹介するようになった。今年のコラムでは、「ライブ通販」を紹介し、新型コロナウイルス流行を機(jī)に、衣食住のさまざまなブランドがインターネットのライブ中継を活用した通信販売をするようになったことを紹介したり、武漢市の服飾デザイナーを獨(dú)占インタビューしたりしている。ライターの仕事は、彼女と故郷を繋ぐ架け橋でもある。

2020年6月19日の「読売新聞」夕刊に掲載された石川さんのコラム(畫像は石川さんが提供)

石川さんは毎年、家族と東京に帰り、親戚や友人と會(huì)う。そんな石川さんは、「東京に帰ると、私はよその人。日本人は禮儀正しすぎるところがあり、規(guī)則に厳しすぎるところもある。そして、みんな、思っていることを心にしまい話さない。どうしてだろうと思う」と率直に話す。

石川さんは、中國(guó)語(yǔ)で書いた文の中で、今年2月に東京に帰った時(shí)に、駅でマスクをしていない駅員を見た時(shí)のことについて、「マスクをしたままで客や目上の人にサービスを提供すると失禮という印象を與えてしまう。日本人は他の人の目をとても気にし、自分の考えを優(yōu)先することはない。そして、他の人の見方に基づいて、自分の行動(dòng)を変えることが習(xí)慣になっている。このような狀況下でも、そんなルールを守るために、駅の職員はマスクをしないのだろうか」と綴っている。また、娘のクラスの擔(dān)任から毎日、電子版の教科書のリンクやオンライン授業(yè)の予定、細(xì)則などが送られてくることについて、「密接につながっていると感じる。國(guó)外にいても授業(yè)が受けられる現(xiàn)代の生活は、本當(dāng)に感謝すべき」と綴っている。(編集KN)

石川さんは既に上海に戻っており、店は4月4日に営業(yè)を再開。7月、買ってきたばかりの美しいハスの花を店の入り口に飾りながら、「また、夏が來た」と感慨深げにつぶやく石川さん。(撮影?朱喆)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年7月14日

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