縦目仮面

獨(dú)立行政法人國(guó)立文化財(cái)機(jī)構(gòu)?九州國(guó)立博物館?學(xué)蕓部企畫(huà)課文化交流展室の川村佳男室長(zhǎng)はこのほど、新華社のリモートインタビューに応じ、四川省の三星堆（さんせいたい）遺跡の考古學(xué)的新発見(jiàn)について、「現(xiàn)場(chǎng)の考古學(xué)研究者のたゆまぬ努力、科學(xué)技術(shù)を駆使した複合領(lǐng)域にまたがる畫(huà)期的な方法により得られた考古學(xué)的成果」と高く評(píng)価?！钢袊?guó)、さらには世界の考古學(xué)の未來(lái)を切り開(kāi)く可能性を大いに秘めている」と述べた。新華社が報(bào)じた。

川村室長(zhǎng)の中國(guó)の考古學(xué)と青銅器の研究キャリアは、三星堆で出土した文化財(cái)と不思議な縁があるという。まだ大學(xué)生だった當(dāng)時(shí)、初めて中國(guó)を旅行し、四川省博物館で偶然、展示されていたたくさんの三星堆遺跡で出土した青銅器を目にし、「縦目仮面」に出會(huì)った。

川村室長(zhǎng)は、「高校の歴史の授業(yè)で勉強(qiáng)した中國(guó)文明関連の青銅器は容器ばかりだった。これほどバラエティーに富む特異な形の仮面や頭像を有する青銅器文化が、成都盆地で盛んだったとは、僕の想像をはるかに超えていた」と振り返り、「縦目仮面が僕を中國(guó)の考古學(xué)、特に青銅器の研究の道に導(dǎo)いてくれた」と、それを見(jiàn)た時(shí)の衝撃を今でも覚えていることを話した。

その後、川村室長(zhǎng)が就職した東京國(guó)立博物館は、中日國(guó)交正?；?0周年を記念して、2012年に、 特別展「中國(guó)王朝の至寶」を開(kāi)催。中國(guó)各地で出土した夏（紀(jì)元前1900年頃－紀(jì)元前1600年頃）の時(shí)代から、宋（960 - 1279年）の時(shí)代にかけての代表的な文化財(cái)が展示された。當(dāng)時(shí)、同特別展の擔(dān)當(dāng)者だった川村室長(zhǎng)は、約20年ぶりに「縦目仮面」と再會(huì)?！溉嵌堰z跡で出土した青銅器は、僕が中國(guó)の考古學(xué)研究に従事するきっかけとなった?！嚎k目仮面』と再會(huì)し、その展示に従事し、その魅力を多くの日本人に紹介できて、とても喜ばしかった」と語(yǔ)る。

川村室長(zhǎng)は現(xiàn)在、九州國(guó)立博物館に勤務(wù)しながら、青銅器の研究を続けている。今回の三星堆遺跡における「新発見(jiàn)」の話になると、中國(guó)の青銅器を研究している川村室長(zhǎng)は、なめらかな語(yǔ)り口になり、「多くの研究者も新たな金製品の発見(jiàn)をある程度想定していた。ただ私が今回注目したのはその數(shù)の多さだ」と述べた。

そして、「大量の金製品が出土したことで、二つの點(diǎn)で考古學(xué)界に大きな課題を提起することになる」との見(jiàn)方を示した。

一つ目は、中國(guó)文明の多様性に関する課題だ。三星堆文化も青銅で武器や祭祀具を作っていた點(diǎn)では、夏、殷、周の時(shí)代と共通するが、これほど大量の金製品を作っていたのであれば驚きに値するという。同じく中國(guó)文明や青銅文明に屬するものの、三星堆文化における青銅器の外観は、黃河流域とまったく異なっているという。

二つ目には、三星堆文化の終焉に関する問(wèn)題だ。今回出土した大量の金製品は、1號(hào)坑と2號(hào)坑の性質(zhì)を巡る議論につながるほか、三星堆文化がどのような経過(guò)で滅んだのかを知る新たな手がかりも得られる可能性があるという。

今回の考古學(xué)的成果について、川村室長(zhǎng)は、「世界的に見(jiàn)ても非常に先進(jìn)的で意欲的なプロジェクトであり、日本の研究者にとっても學(xué)ぶべきことが多い」との見(jiàn)方を示した。

（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年4月1日