日本の市民団體「九條の會(huì)」は10日、発足10周年記念講演會(huì)を東京で開き、2000人以上を収容できる會(huì)場(chǎng)を満席にした。九條の會(huì)の発起人でノーベル文學(xué)賞受賞者の大江健三郎氏らは、憲法解釈の変更による集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)の強(qiáng)行を急ぐ安倍晉三首相を批判した。

　大江氏は「安倍首相は自らの主張が日本の普通の民衆(zhòng)や専門家の同意を得られないという事実を無視して、集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)を強(qiáng)行しようとしている。日本は集団的自衛(wèi)権の行使が容認(rèn)される危急の時(shí)にあり、日本國(guó)憲法は放棄される危険に直面している」と表明した。

　憲法學(xué)者で東京大學(xué)名譽(yù)教授の奧平康弘氏は「集団的自衛(wèi)権という概念は憲法第9條の否定だ。安倍內(nèi)閣による集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)に斷固反対する」と表明した。

　作家の澤地久枝氏は「日本國(guó)憲法第9條は集団的自衛(wèi)権の行使に反対している。憲法解釈の変更による集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)を試みる安倍首相の行為は平和を求める日本の民衆(zhòng)を亂暴に踏みにじるものだ」と述べた。

　68歳の女性、田中さんは人民日?qǐng)?bào)の記者に「集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)という日本を再び戦爭(zhēng)を発動(dòng)できる國(guó)にしようとする行為に全力を盡くして反対し、日本國(guó)憲法を守る」と語った。

　東京都あきる野市の「九條の會(huì)」の事務(wù)局長(zhǎng)、前田真敬氏は人民日?qǐng)?bào)の記者に「地方の『九條の會(huì)』として、今後は各地の『九條の會(huì)』と共に行動(dòng)して、集団的自衛(wèi)権の行使容認(rèn)という安倍內(nèi)閣の企てを阻止し、日本國(guó)憲法を守る」と語った。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月12日