中國商務部(?。─?9日に発表したデータによると、飲食業(yè)界の7月の売上は9.4%増となり、一定額以下の飲食企業(yè)の売上は約12.7%増となった。中國商務部は、「飲食企業(yè)のモデルチェンジの効果が現(xiàn)れ始めており、ブランド力と特色のある中クラスの飲食の消費が活発になっている」と表明した。しかし一部の高級飲食企業(yè)は、本誌の取材に応じた際に、「現(xiàn)在はモデルチェンジを模索する段階にあり、明確な方向を見出していない」と述べた。北京商報が伝えた。
中國商務部の沈丹陽報道官は、「1?7月の全國飲食業(yè)界売上は前年同期比約10%増の1兆5176億元(約25兆4800億円)に達し、前年同期の増加率を1.2ポイント上回った。全國の一定額以上の飲食企業(yè)の売上は2.9%増の4415億元(約7兆4140億円)に達し、前年同期の増加率を5.1ポイント上回った。これは全國の飲食業(yè)界がすでに、全體的に安定した発展の流れを示していることを意味する。これはまた、國內(nèi)消費の內(nèi)在的な原動力が強化を続けており、高級飲食業(yè)界のモデルチェンジの効果が現(xiàn)れ始め、飲食の消費が理性化していることを十分に裏付けている」と分析した。
しかし業(yè)界関係者は、高級飲食業(yè)界のモデルチェンジの道はまだ遠いと判斷している。本紙の調(diào)べによると、各企業(yè)は自社のモデルチェンジに取り組み続けているが、目立った業(yè)績を記録している企業(yè)は少ない。飲食事業(yè)からの一部撤退に取り組んでいる、レストラン経営の北京湘鄂情集団股フェン有限公司は、100萬元(約1650萬円)で志新橋店を北京玉樓コンサルティングサービス有限公司に売卻したと発表した。乙十六餐飲集団は高級料理を減らし続けている。同社の関係者は、同社が新ブランドの登録に取り組んでおり、火鍋事業(yè)を開拓する予定であることを明かした。浄雅食品股フェン有限公司は積極的に新業(yè)態(tài)を模索している。同社が6月末に発表した新ブランドは、バイキング、カフェ、アメリカンバーなどの業(yè)態(tài)を時間別に経営し、従業(yè)員持株の経営モデルを取り入れた。しかしあるレストラン経営者は、「これらの試みは、高級飲食業(yè)に明らかな発展の道筋を示していない」と指摘した。
サブブランドによるボリュームゾーンの開拓が、多くの高級飲食店のモデルチェンジの選択肢になっている。レストランの小南國は大衆(zhòng)化ブランド「南小館」を事業(yè)の中心としており、新ブランド「小小南國」を発表した。北京ダックの大董烤鴨店もこのほど、サブブランドの「小大董」を発表した。レストランの旺順閣も、新ブランド「椒瀾」により大衆(zhòng)市場に進出している。しかし業(yè)界関係者は、これらの新ブランドが市場に順応できるかについては、今後の経過を見守る必要があると指摘した。
中國調(diào)理協(xié)會の辺疆副會長は、「中國商務部のデータと高級レストランを経営する企業(yè)の業(yè)績の間には、矛盾は存在しない。中國商務部のデータは業(yè)界全體の狀況を反映しており、個別の企業(yè)の聲を反映しているわけではない。またモデルチェンジの効果が現(xiàn)れ始めていても、モデルチェンジに成功したとは限らない。一部の高級レストランを経営する企業(yè)がモデルチェンジに取り組む中、市場の消費に拡大の流れが見られたとしか言えないが、これは幸先の良いスタートだ」と語った。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年8月20日
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