〇回答者の38.8%、「自分はルックス重視派」
調(diào)査によると、「周囲に『ルックス重視派』は多い」と答えた人は68.8%に上り、「自分はルックス重視派」と認(rèn)めた人は33.8%を占めた。
「ルックス重視派」が、他人を評価する際の基準(zhǔn)を「容姿」に置いていることについて、「それほど非難すべきことでもない」と感じている人は29.6%、「望ましくない」とした人は41.8%、「何とも言えない」は28.6%だった。
華東師範(fàn)大學(xué)心理學(xué)科の李暁文教授は、「科學(xué)的に見ると、あまり良く知らない他人同士の間で、ルックスは、相手に好印象を與えるか否かの決め手となる重要な要因となる。よって、誰もが、友人と會う時は、外見に気を遣う」と指摘した。
北京師範(fàn)大學(xué)哲學(xué)?社會學(xué)院副院長の朱紅文教授は、「人々が、自分の容姿に気を配り、接する相手に好印象を與えようとすることは、極めて正常な美を追求する行為であり、社會における基本マナーの一部でもある。しかし、他人のルックスについて要求を持つと、極端な狀況が現(xiàn)れやすい點(diǎn)については、注意しなければならない。たとえば、封建時代には、男性が女性の容貌の美しさを求めることは、男性中心社會のひとつの側(cè)面だった。また、纏足や女性の外出を禁止する習(xí)慣も、極端な文化思想の現(xiàn)れといえよう」と述べた。
朱教授は、「昨今のルックス主義の流行は、基本的に、美容サービス業(yè)などルックス好感度を上げるためのビジネスが発展した影響によるもので、ルックスは、『商品』あるいは『消費(fèi)対象』となっている。郭美美事件のように、金銭目的で、自分の身體やルックスを売るような行為は、消費(fèi)主義文化における容貌に絡(luò)む極端な現(xiàn)象だ。容姿それ自體は、個人の質(zhì)の一部を示すものであるが、極端な社會文化においては、往々にして性質(zhì)や姿かたちが変わり、時によっては歪曲される場合もある」と続けた。
「ルックス重視族」が若者の間で増加している理由について、回答者が選んだのは、「『見かけ重視』という社會風(fēng)潮が強(qiáng)すぎるため(50.0%)」が最も多く、「美を好まない人などいないから(21.5%))「若い人ほどルックスを重視するため(20.2%)」「流行文化に駆り立てられたから(5.6%)」が続いた。
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