南京のある一家がオーストラリア旅行中に拾った1臺(tái)の攜帯電話が、中國へ運(yùn)ばれ、そして最終的に日本の持ち主の元へたどり著いた。金陵晩報(bào)が伝えた。
▽オーストラリア旅行中に発見
南京出身の李さんは今年8月初旬、一家3人でオーストラリア旅行に出かけた。ブリスベンのゴールドコーストで、家族で楽しくビーチを散策していた時(shí)、李さんの足に何か硬い物が觸れた。砂を掘って見てみると、1臺(tái)のiPhoneだった。もうバッテリーは1%しか殘っておらず、現(xiàn)地の通信キャリア名が表示されていた。李さんら3人はホテルに戻るとすぐに攜帯電話を充電し、持ち主が電話をかけてくるのを待った。
しかし、いつまでたっても電話は鳴らなかった。李さんは「攜帯を見ても連絡(luò)先は無く、ショートメッセージも無く、寫真が何枚か殘っていただけだった。唯一の手がかりは、1件の不在著信だったが、番號(hào)だけではどこからの電話か分からなかった」と語る。李さんは、持ち主と連絡(luò)が取れることを願(yuàn)いながら攜帯電話を中國に持ち帰った。
▽中國で持ち主を突き止める
8月中旬になり、李さんはネットを通じて不在著信の番號(hào)が日本の電話番號(hào)であることを突き止めた。攜帯電話に保存されていた寫真からも、持ち主がアジア人であることが予測(cè)できた。
「持ち主もきっと旅行だったのだろう。寫真の女性は娘と同じ年頃。彼女達(dá)にとって旅行の寫真は大切な記念に違いない」と李さん。
李さんの娘?李若辰さんは、南京師範(fàn)大學(xué)附屬中學(xué)江寧分校に通う中學(xué)3年生。英語が得意で、日本語も少し話せる。日本の持ち主と連絡(luò)がついた後、李若辰さんはこの女性とビデオ通話をし、寫真を見せ、確かに落とした攜帯電話かどうかを確認(rèn)、日本に屆ける方法などを話し合った。
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