中國(guó)の社會(huì)経済の急速な発展に伴い、海外旅行をする中國(guó)人がますます増え、隣國(guó)の日本は人気の旅行先の一つとなっている。日本人も中國(guó)の観光業(yè)の主要な市場(chǎng)の一つだ?;イい螄?guó)への旅行や観光には、両國(guó)民の相互理解を深める重要な役割もある。だがここ數(shù)年、中日関係の揺れによって、両國(guó)の観光交流にも影響が出ている。人民網(wǎng)のインタビューシリーズ「日本で活躍する中國(guó)企業(yè)?機(jī)構(gòu)」は今回、中國(guó)國(guó)家観光局駐日事務(wù)所の張西竜代表を訪ね、現(xiàn)在の中日観光交流事業(yè)の現(xiàn)狀や中國(guó)の観光資源の日本での普及について聞いた。
▽中國(guó)人観光客は日本の「観光立國(guó)」のカギ
1981年に設(shè)立された中國(guó)國(guó)家観光局駐日事務(wù)所は、中國(guó)が日本に最も早く設(shè)立した駐外機(jī)構(gòu)の一つ。張西竜代表によると、設(shè)立から約15年は、駐外窓口機(jī)構(gòu)としての活動(dòng)を中心とし、中國(guó)の観光資源を宣伝し、中國(guó)に日本人観光客を集める役割を負(fù)っていた。その後、中國(guó)から日本に旅行する人が増えたことで、活動(dòng)內(nèi)容は変化し、中日両國(guó)の観光業(yè)界の連絡(luò)や疎通の業(yè)務(wù)が増えた。
張代表によると、中日両國(guó)の観光交流は1972年の國(guó)交正?;詠怼ⅳ郅趣螭嗓螘r(shí)期で急速かつ安定した発展を遂げてきた。日本は2005年まで、中國(guó)最大の観光客市場(chǎng)だった。またここ10數(shù)年、日本を訪問する中國(guó)人観光客も急増し、両國(guó)は互いにとって重要な観光市場(chǎng)となっている。だが政治や経済などの影響を受け、両國(guó)の観光にも波が生じている。2010年に日本が釣魚島(日本名?尖閣諸島)の「國(guó)有化」を違法に実施したことは、中日両國(guó)の外交と人員往來に大きなマイナス影響をもたらした。國(guó)交正常化40年余りの歴史の中で、現(xiàn)在は、観光交流の分野で問題が比較的多く、困難が比較的大きな時(shí)期と言える。2013年、日本を訪れた中國(guó)人観光客は延べ約131萬人、中國(guó)を訪れた日本人観光客は延べ約288萬人で、どちらもいくらか減少した。
だが巨大な中國(guó)観光客市場(chǎng)は依然として、「観光立國(guó)」政策を打ち出す日本にとって大きな魅力を持つ。張代表によると、人數(shù)が増えている上に購(gòu)買力が高い中國(guó)人観光客は、日本の観光立國(guó)政策の成功のカギとなる。日本を訪れる中國(guó)人観光客は今年、延べ260萬人を超える見込みだ。さらに日本政府が今年上半期に発表した統(tǒng)計(jì)データによると、中國(guó)人観光客の日本での消費(fèi)額は一人あたり24萬円を超え、訪日外國(guó)人観光客のうちで最も高い。このため日本政府は中國(guó)を観光促進(jìn)の重點(diǎn)市場(chǎng)と位置付けており、長(zhǎng)崎や佐賀、熊本、愛知、北海道などの各地方自治體も中國(guó)人観光客の呼び込みを観光業(yè)発展の要點(diǎn)としている。張代表によると、日本による観光立國(guó)政策実施のねらいは、大量の外國(guó)人観光客によって日本経済の発展をはかることだけでなく、旅行を通じて日本文化を広め、國(guó)際社會(huì)における日本の地位を高めることにもある。
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