中仏両政府は西アフリカで前例のない感染拡大が続くエボラ出血熱に深刻な懸念を表明した。両國外相は19日、エボラ出血熱問題について北京で踏み込んで話し合った。
王毅外交部長(外相)は、二國間ルートを通じた資金、食糧、防疫物資、検査?実験室の提供、醫(yī)療スタッフの派遣を含む西アフリカ13カ國への支援、および國連エボラ出血熱特派チーム、世界保健機(jī)関(WHO)、世界食糧計畫(WFP)、アフリカ連合(AU)への支持について詳しく説明した。
ファビウス外相は、専門家の派遣やWHOへの特別資金拠出など、感染地域およびエボラ出血熱対策と関連する取り組みの調(diào)整を擔(dān)う國際組織內(nèi)での対応措置を説明した。
雙方は中國疾病予防抑制センターとフランスのパスツール研究所、國立健康醫(yī)學(xué)研究院、メリュー財団との間の交流への満足の意、および仏InVSと中國疾病予防抑制センターが近く協(xié)力協(xié)定に署名することへの歓迎の意を表明した。
雙方はエボラ対策協(xié)力の強(qiáng)化について、次の合意に達(dá)した。
――2004年の中仏政府間協(xié)定の枠組みで、リヨンP4実験室および間もなく完成する武漢P4実験室を通じた共同研究、ウイルス制圧を後押しする。
――感染地域で、両國の人道支援チーム、醫(yī)療支援チームの交流を強(qiáng)化し、対策ノウハウを共有する。
――西アフリカの感染國で、関係國の完全な同意を得て、十分な協(xié)議を踏まえたうえで、3國間協(xié)力を強(qiáng)化し、関係國の公衆(zhòng)衛(wèi)生安全システム整備を支援する方法について検討する。
フランス政府の擔(dān)當(dāng)者が近く訪中して中國側(cè)擔(dān)當(dāng)者と會談し、雙方間の具體的協(xié)力の進(jìn)展を促す。
雙方は最後に、的確な措置を講じて援助を一層強(qiáng)化し、感染國の政府と國民によるエボラ出血熱との戦いが最終的に勝利を収めるよう支援することを國際社會に共同で呼びかけた。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月20日
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