第21回アジア太平洋経済協(xié)力（APEC）財務(wù)大臣會合が22日に北京で閉幕した。21の加盟國の財務(wù)相が「地域のマクロ経済情勢と見通し」、「インフラ投融資協(xié)力」、「経済の構(gòu)造調(diào)整を促進(jìn)する財稅政策と改革」、「金融による地域の実體経済の発展支援」といった地域の経済発展や重要な問題をめぐり、幅広く深いレベルの意見交換を行い、広い範(fàn)囲での共通認(rèn)識と実務(wù)的な成果をうち立てた。閉幕に際して「2014年APEC財務(wù)大臣會合大臣共同聲明」と付帯文書「APECエリアのインフラPPP実施ロードマップ」が発表された?！附U済日報」が伝えた。

各國の財務(wù)相は、「アジア?太平洋地域は世界の経済成長のエンジンであり、グローバル経済の復(fù)興を牽引し、力強(qiáng)く、持続可能で、バランスの取れた成長の実現(xiàn)に貢獻(xiàn)しなければならない。このために、適切なマクロ経済政策を?qū)g施し、経済成長を支え、雇用を創(chuàng)出する必要がある。また各方面は構(gòu)造改革をさらに推進(jìn)し、必要な措置を取って経済発展における既存のボトルネックと弱點(diǎn)を解決し、経済の潛在的成長力を備えた新たなパワーを発揮させる必要がある」との見方で一致した。

注目を集めたのは、會合でインフラ投融資の問題とPPPモデル（官民連攜モデル）について深い議論が行われたことだ。財政部（財政省）の樓継偉部長は閉幕後の記者會見で、「會合ではこの問題の議論に最も熱が入り、ほぼ半分の時間がこれに當(dāng)てられた」と明らかにしている。

共同聲明では、「投資は需要の喚起と経済成長の促進(jìn)にとって極めて重要であり、このうちインフラ設(shè)備への投資は経済成長の潛在力を発揮させ発展目標(biāo)を達(dá)成する上で重要な役割を果たす」ことが強(qiáng)調(diào)された。財務(wù)相たちは、「PPPなどの投融資方法を利用して、長期融資を呼び込み、民間資本を動かし、アジア?太平洋地域が目下直面するインフラ融資の大幅な不足という問題を解決しなければならない。PPPモデルにおける政府部門の重要な役割を考慮し、APEC加盟國政府の能力と関連機(jī)関の建設(shè)をより一層強(qiáng)化する必要がある。これにはPPP分野での経験の交流強(qiáng)化、希望する加盟國のPPPセンター設(shè)立の奨勵などが含まれる」との見方を提起した。

會合では、中國政府がPPPセンターを設(shè)立することに期待の聲が集まり、中國がアジア開発銀行（ADB）に設(shè)立した中國貧困削減地域協(xié)力基金（PRCF）から500萬ドル（1ドルは約107円）を拠出して、APEC地域の発展途上國のインフラPPPプロジェクトの能力構(gòu)築とプロジェクト開発を支援し、地域の協(xié)力と相互連攜を促進(jìn)していく方針を示したことに賞賛の聲が上がった。