外務(wù)省の伊原純一アジア大洋州局長(zhǎng)を団長(zhǎng)とする日本政府代表団が27日、朝鮮の首都?平壌に到著した。訪(fǎng)朝は4日間が予定されている。日本政府代表団の朝鮮訪(fǎng)問(wèn)は2004年11月以來(lái)、10年ぶりとなる。新華網(wǎng)が伝えた。

　代表団の外務(wù)省関係者は、今回、拉致問(wèn)題の調(diào)査を擔(dān)當(dāng)する朝鮮特別調(diào)査委員會(huì)の徐大河(ソ?デハ)委員長(zhǎng)との面會(huì)が実現(xiàn)するかどうかについて、「まだ分からない」としたほか、今回の訪(fǎng)朝で成果が得られるかどうかについても明言を避けた。

　今回の訪(fǎng)朝には20人あまりの記者が同行する。代表団は平壌の羊角島國(guó)際ホテルに宿泊し、28日には朝鮮側(cè)が関連活動(dòng)の取材をサポートするという。

　朝鮮による日本人拉致問(wèn)題とは、1970年代から1980年代にかけて、朝鮮の工作員などが日本人を朝鮮に拉致した問(wèn)題を指す。朝鮮は2002年にこれに対する「遺憾」を正式に表明し、5人の拉致被害者を返還し、故人となった拉致被害者の遺骨と遺品を送り屆けた。しかし、日本側(cè)は拉致された他の日本人がまだ朝鮮にいると見(jiàn)ている。

　今年5月、日本と朝鮮はスウェーデンのストックホルムで政府間協(xié)議を開(kāi)催、朝鮮側(cè)は拉致問(wèn)題を含む両國(guó)間に殘された歴史問(wèn)題について全面的な調(diào)査を行うことを承諾し、特別調(diào)査委員會(huì)を設(shè)立した。日本政府はこれを受け、朝鮮への制裁措置を一部解除すると表明した。しかし、當(dāng)初、朝鮮による日本人拉致被害者らの再調(diào)査結(jié)果は夏の終わりから秋の初めに初回報(bào)告を行うことで一致していたが、9月18日、朝鮮側(cè)が再調(diào)査は「まだ初期段階にある」と初回報(bào)告の先送りを通告。9月下旬に行われた政府間協(xié)議で、朝鮮は日本が代表団を平壌に派遣することを提案した。（編集SN）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年10月28日