今年は、アリババが米國で上場し史上最大のIPO記録を樹立し、小米（Xiaomi）ブランドの攜帯電話の世界での販売臺數(shù)がサムスンやアップルに迫り、ビジネスホテルの「上海錦江之星」がフランスのルーブル?ホテル?グループを買収するなど、中國の企業(yè)が次々と実績を上げ、世界に向かってその「名刺」を差し出した年となった。世界各地の普通の人々は中國企業(yè)をどう見ているのだろうか。年の瀬も押し詰まった現(xiàn)地で記者が取材した。環(huán)球時報が伝えた。

▽美國：まずはアリババを連想

「一番印象深かった中國企業(yè)と言えば、まずはアリババが思い浮かぶ」。米ファーマーズ保険に勤務するある男性によると、アリババと創(chuàng)始者の馬雲(yún)はここ半年近く、米國市場での上場のニュース以外でも、米國の主流メディアにたびたび登場している。

「ますます多くの中國企業(yè)が米國に進出している感じがする」と、ロサンゼルスで経理の仕事をするある女性は語る。「米國の不動産プロジェクトに対する中國企業(yè)の投資には、私の周りでも関心が高い。中國の安邦保険グループが今年、ニューヨークのウォルドルフ?アストリアホテルを19億5000萬ドルで買収した時にも、米國のメディアと人々の議論の的となった」

米國にある中國資本の企業(yè)で働いてみたいかという質問に対しては、一部の人は、働いてみたいが中國企業(yè)の求人広告は少なく、そのチャンスがないと答えた。また一部の人は、華人の企業(yè)は休日出勤や殘業(yè)があるのではないかと心配していた。これについて専門家は、中國企業(yè)が米國で自身のイメージを高めるには、企業(yè)イメージの宣伝を通じて現(xiàn)地の人々の理解を得ると同時に、企業(yè)管理者の考え方も適切に変化させる必要があり、これには長い時間がかかると指摘している。

▽韓國：急速に高まる関心

アリババが米國での上場後、時価総額で韓國最大の企業(yè)のサムスン電子を超えたことに、韓國では強烈な反響が起こった。韓國の未來創(chuàng)造科學部長官は12月下旬、中國を訪問し、小米やアリババ、テンセント、レノボなどの中國のインターネット分野の大手企業(yè)を視察し、中國のIT企業(yè)の飛躍的な発展の「秘けつ」を探った。