中國第31次南極科學観測において、固定翼型飛行ロボット、回転翼型飛行ロボット、氷床走査ロボットという3人の「大將」によるロボット兵団が、中山基地付近の2カ所の內(nèi)陸氷床で観測任務(wù)を擔當した。これは中國極地科學観測ロボットが、初めて実験段階から応用段階に突入したことを意味する。新華社が伝えた。
2機の飛行ロボットは主に氷面の観測を擔當する。その航空カメラ、赤外線放射計、レーザー測定器などの設(shè)備は、氷床の地形、氷面の溫度、氷面の粗さなどを観測できる。氷床走査ロボットは氷上での観測を擔當する。同ロボットは中國が獨自に開発した深層氷床探査レーダーを搭載しており、その探査深度は4000メートルに達する。同レーダーは氷床底部の地形、內(nèi)部構(gòu)造などのデータを入手できる。
飛行ロボットは二重點火システムを採用しており、空中でエンストを起こすリスクを下げることができ、9級(20.8-24.4m/s)の強風にも耐えられる。氷床走査ロボットはレーザーレーダーを搭載しており、前方の障害物や氷の割れ目を自動的に観測できる。獨特の三角履?。ē悭骏豫椋─?、一般的な雪上車の一體化された履帯よりも機動性が高い。一般的なロボットと違い、極地ロボットは摂氏マイナス40度の低溫環(huán)境にも耐えられる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月5日
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