習(xí)近平氏の「二本足」外交 (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版　2015年01月09日09:29

　中國(guó)のここ2年の外交は世界の各大陸をカバーし、その考え方は一層明らかになってきた。米國(guó)などの大國(guó)と新型の大國(guó)関係を構(gòu)築し、東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）などの発展途上國(guó)との関係を深めることであり、そこに貫かれているのは「親、誠(chéng)、恵、容」の外交理念である。

　中國(guó)にとって最も重要な國(guó)家の利益は國(guó)內(nèi)の持続可能な発展である。內(nèi)部の持続可能な発展を?qū)g現(xiàn)する最も重要な支えは、平和の持続する國(guó)際環(huán)境である。これにはまず、中米関係を解決し、新興の大國(guó)が舊來(lái)の大國(guó)に挑戦するという過(guò)去の衝突モデルと悲劇を避けなければならない。中國(guó)が構(gòu)築しようとしているのは中米新型の大國(guó)関係、相互に協(xié)力する関係であり、衝突のモデルではない。同時(shí)に、中國(guó)が強(qiáng)くなれば、周辺の発展途上國(guó)が不安を抱くのは避けられない。中國(guó)は、ASEANや中央アジアの國(guó)々との協(xié)力関係を深めなければならない。

　中國(guó)の大國(guó)としての責(zé)任は、世界の平和的な発展である。新型の大國(guó)関係の構(gòu)築と新シルクロードの建設(shè)はいずれも、世界の平和を守り、世界の発展を推進(jìn)するためである。中國(guó)が臺(tái)頭したことで米國(guó)が関心を寄せているのは、中國(guó)がその地位に挑戦してくるのではないかということだ。発展途上國(guó)が関心を寄せているのは、中國(guó)がそれらの國(guó)に何ができるかということだ。習(xí)近平氏はすでに、中國(guó)の臺(tái)頭が世界に何ができるかという問(wèn)題に答えている。もちろんその他の國(guó)が自らの立場(chǎng)から中國(guó)を理解するということは避けられないだろう。これらの國(guó)に中國(guó)が自らの立場(chǎng)と外交の責(zé)任を理解してもらうには、まだ多くの意思疎通が必要となる。（編集MA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年1月9日

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室戸　桂一朗 2015-01-1158.157.98.*: 韜光養(yǎng)晦が中國(guó)発展の前提とした考え方は、根本的にまちがっていたというべきでしょう。中國(guó)は韜光眼晦によって、なにを得ようとしたのか？単に、安全保障だったのか？この間、外國(guó)企業(yè)との合弁により目先の利益を求めた結(jié)果、中國(guó)國(guó)民の自主開発意識(shí)と中國(guó)國(guó)民としての誇りは大きく阻害された。習(xí)政権になり、ようやく自主開発が進(jìn)み始めたようです。陸海のシルクロードが、どの程度発展するのかは、中國(guó)の産業(yè)技術(shù)力にかかっている。また、それが世界から受け入れられるかどうかは、中國(guó)國(guó)民の誇りの回復(fù)と道徳向上にかかっている。そのためには、國(guó)有企業(yè)民営化、亂立企業(yè)の再編、競(jìng)爭(zhēng)力強(qiáng)化、無(wú)法國(guó)民の撲滅、等が重要條件です。中國(guó)國(guó)民の國(guó)外犯も厳罰化する必要があります。粗悪品や違法製品、密輸?shù)趣婴筏皮渴·呜?zé)任者を追放する必要もある?！·蓼?、極端な自由貿(mào)易（WTO）が途上國(guó)の農(nóng)業(yè)経済を破壊することは。明白であり、自由貿(mào)易に変わる相互尊重の自由貿(mào)易體制を構(gòu)築することも、今後の課題になります。すでに全ての途上國(guó)がWTOに加盟している現(xiàn)在、それを根本から変えることは、きわめて困難ですが、現(xiàn)狀のままでは、多くの途上國(guó)農(nóng)業(yè)経済が破壊され、今後も苦しみ続けることになる。また、國(guó)連安保理改革も、このような視點(diǎn)から考える必要があり、歐州の覇者?徳國(guó)の常任理事國(guó)化、途上國(guó)の権限強(qiáng)化も検討しなければならない。USAの同盟國(guó)は安保理から、できるだけ排除するべきでしょう。