第18期中央紀(jì)律検査委員會(huì)の第5回全體會(huì)議が12～14日、開催される。第18回黨大會(huì)以降、中國(guó)における反腐敗の嵐はすでに2年余り続いている。今期中央紀(jì)律検査委員會(huì)任期中の重要な會(huì)議として、今回の會(huì)議で中國(guó)共産黨上層部が現(xiàn)在の腐敗対策狀況をどう総括、判斷するか、新たな腐敗対策のロードマップをどう策定するのか、注目點(diǎn)は大変多い。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

慣例により、年初に招集される中央紀(jì)律検査委員會(huì)全體會(huì)議は前年度の取り組みを総括するとともに、新たな1年の取り組みについて方針をまとめる。今回の全體會(huì)議に世論が寄せている大きな期待の1つは、今年、腐敗対策がどの方面で集中的に推し進(jìn)められるかだ。昨年12月29日の中央政治局會(huì)議で中國(guó)共産黨上層部は2015年の腐敗対策の取り組みについて検討し、方針をまとめた。習(xí)近平國(guó)家主席は2015年の新年の祝辭でも「引き続き厳格な黨內(nèi)統(tǒng)制を全面的に推し進(jìn)め、作風(fēng)をいささかも揺るがさず、変えず、腐敗対策の鋭い剣を高くかざし、制度的檻を堅(jiān)固なものにする必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。

國(guó)家行政學(xué)院の汪玉凱教授は「この2年間の腐敗対策の新たな発見および第18期中央紀(jì)律検査委員會(huì)第4回全體會(huì)議以降の上層部の姿勢(shì)表明を観察すると、今後一定期間の腐敗対策の構(gòu)想と重點(diǎn)はすでに示されている」と指摘。

「昨年の腐敗対策の狀況を観察すると、最大の問題は『虎もハエも叩く』過程において、政治的派閥?不逞集団の形成が見つかったことだと言える。こうした問題は政権黨にとって潛在的な危害が一層大きく、次の段階における腐敗対策の重要な重點(diǎn)となると判斷できる」と分析した。

次に、専門家の判斷によると業(yè)界的、地域的な「地滑り式腐敗」、業(yè)界全體、地域全體を長(zhǎng)期間損なう、組織ぐるみの腐敗事件、共犯者が芋づる式に逮捕される腐敗事件も今後の「虎もハエも叩く」取り組みの重點(diǎn)となる。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年1月12日