中國(guó)の大手旅行サイト「攜程旅行網(wǎng)」が19日、中國(guó)初となる國(guó)際線の「アウトレットチケット」を発売。80枚限定で、上海-長(zhǎng)崎の往復(fù)航空チケットを1元(稅金含まず。約19円)で販売した。しかし、価格は安いものの、「キャンセル、日付変更不可」などの條件付きで、ネットユーザーからは、「きつい條件」との聲が上がっている。東方網(wǎng)が労働報(bào)の報(bào)道を引用して報(bào)じた。

「攜程旅行網(wǎng)」が同日午前、80枚限定で、上海-長(zhǎng)崎の往復(fù)航空チケットを1元で販売するキャンペーンを?qū)g施すると、発売開(kāi)始からわずか30秒足らずで、売り切れとなった。また、上海-小松、上海-松山の往復(fù)航空チケットも119枚販売し、わずか20秒で売り切れた。そのほとんどが、スマートフォンアプリを使って購(gòu)入された。同チケットで乗ることができるのはいずれも東方航空の便で、1元の他、稅金約1100元(約2萬(wàn)900円)を払うだけで日本旅行を楽しめる。

攜程旅行網(wǎng)では19-23日、毎朝10時(shí)から、上海から長(zhǎng)崎、小松、松山、富山、広島、新潟、岡山の7都市に向かう往復(fù)チケットを1元で販売する。通常、稅込みで3000元(約5萬(wàn)7千円)以上するチケットだ。同キャンペーンの責(zé)任者は取材に対して、「業(yè)界初となる、國(guó)際線の『last minute商品』を販売する試み」と紹介している。

しかし、ネットユーザーは、掘り出し物のように感じるアウトレットチケットにも「裏」があることに気付いている。業(yè)界內(nèi)の専門家も、「アウトレットチケットには、制限があるものが多い。例えば、今回の攜程のキャンペーンも、出発日が2015年1月19日-3月20日、復(fù)路が最も遅くて2015年4月4日（往復(fù)共に中國(guó)で春節(jié)の前後に重なる2015年2月14-22日の間は不可）となっている。また、いかなる理由でも、稅金を含めキャンセル?返金不可で、日付の変更も不可。旅行に行くことが決まっている旅行客にしか適合しない」と注意を呼び掛けている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2015年1月21日